2007年に第3作を公開して事実上完結したアクション興行作「ラッシュアワー(Rush Hour)」の第4作が制作されることになった。今年71歳のジャッキー・チェンも復帰する。第4作の契約成立にはドナルド・トランプ米大統領のロビー活動が決定的な影響を及ぼしたという。
25日(現地時間)、英紙ガーディアン、米CNBCなどは、映画制作会社パラマウント・スカイダンスが最近「ラッシュアワー4」の制作および配給に関する契約を締結したと報じた。
第4作の契約成立の「キーマン」はトランプ大統領だったという。海外メディアは、トランプ大統領が自身の親友で大口支援者である創業者ラリー・エリソンに対してロビー活動を行ったことが決定的だったと伝えた。ソフトウエア企業オラクルの創業者であるエリソンは、現在パラマウント・スカイダンス最高経営責任者(CEO)のデービッド・エリソンの父親である。
これにより「ラッシュアワー」は第3作から18年ぶりに第4作を推進することになった。ここには第1作から主演を務めたアクションスターのジャッキー・チェンとクリス・タッカーがそのまま出演するとされる。
「ラッシュアワー」は1998年公開の興行作で、ジャッキー・チェンとタッカーが犬猿の仲の刑事としてドタバタしながら事件を解決していく過程をコミカルに描いたアクション映画である。
「ラッシュアワー」は第1作の大成功を受けて第2作、第3作を公開し、世界で総額8億5000万ドル(1兆2000億ウォン)のチケット売上を上げた。2017年に監督のブレット・ラトナーが複数の女優に対する性的暴行疑惑で相次いで告発され、作品の系譜は途絶えた。
第4作ではラトナーが再び監督を務めるとされる。ラトナーはその間に映画界を不名誉のうちに退いたが、2024年にトランプ大統領と夫人メラニアに関するドキュメンタリーの演出を担ったことを機にハリウッドに復帰することになった。
トランプ大統領がこのように文化界にまで影響力を行使していることをめぐり、批判の声が高まっているとガーディアンは伝えた。