空間知能(Spatial AI)を基盤とする産業用人工知能(AI)プラットフォーム企業のディープファインが、100億ウォン規模のシリーズB投資を誘致したと18日明らかにした。
今回の投資にはHyosung Venturesとポスコ技術投資、LIG D&A-IBKCなどが参加した。累計の資金調達額は約180億ウォンである。投資各社は、ディープファインが複数の産業現場で積み上げたソリューション構築の経験や既存システムとの連携技術、複数産業へ拡張可能なプラットフォーム構造を高く評価した。
ディープファインは、産業現場の業務手順をデジタル化し、作業者の業務遂行をAIで支援する産業用AIエージェントプラットフォームを開発している。スマートグラスとビジョンAI、空間コンピューティング、現場データ分析技術を組み合わせ、作業指示と実行ガイダンスから検証、記録、分析に至るまで、現場業務の全過程を一つのプラットフォームでつなぐ方式である。
現在、韓国の大手物流企業をはじめ、グローバル製造企業および造船・防衛産業・保守・補修・整備(MRO)分野の主要企業にソリューションを供給している。物流現場では、ピッキングと検収、仕分け業務のデジタル化を支援する。
ディープファインは、今回確保した資金を産業用AIエージェント技術の高度化と、物流・MRO分野におけるサービス型ソフトウエア(SaaS)事業の拡大に投入する計画だ。大企業の顧客基盤を土台に産業別標準モデルを構築し、現場データに基づくオペレーション分析機能も強化する。グローバル市場進出を準備する一方で、中核の研究・開発人材の拡充にも速度を上げる方針である。
キム・ヒョンベディープファイン代表は「今回のシリーズB投資は、ディープファインが産業現場のデジタル転換を運用成果へとつなぐ企業として認められた点で意義が大きい」と述べ、「ディープファインは、現場の業務文脈を理解し、作業者の意思決定と実行プロセスを支援するAI技術を通じて、企業顧客の生産性、正確度、安全性を同時に高めるプラットフォームを構築していく」と語った。