現代自動車グループの6月の欧州販売台数が3カ月ぶりに反発した。 現代自動車(005380)の販売台数は前年同月比で2%を超えて減少したが、KIA(000270)の販売台数が16%近く増加したことによるものだ。もっとも欧州市場の販売増加傾向には追いつけず、現代自動車・KIAの市場シェアは前年より縮小したことが分かった。
23日、欧州自動車工業会(ACEA)によると、現代自動車グループは先月欧州市場で計9万9523台を販売した。前年同月比6.5%の増加で、4・5月に減少傾向を示した後、反発した格好だ。同期間の欧州全体の販売台数は140万7332台で前年対比13.1%増となったことを踏まえると、現代自動車グループは市場成長率には届かなかった。現代自動車グループの市場シェアは前年対比0.4ポイント増の7.1%となった。
現代自動車グループが3カ月ぶりに販売台数の反発を記録できたのはKIAの影響が大きい。KIAは先月欧州で1年前より15.8%増の5万3041台を販売した。2月に2.7%増へと転じて以降、5カ月連続で伸びた格好だ。KIAは欧州市場で内燃機関のスポーテージを軸に、電気自動車中心のラインアップを拡大する戦略を展開してきたが、この戦略が成果を上げている形だ。
一方、現代自動車は3カ月連続でマイナス成長を記録している。現代自動車の先月の欧州販売台数は4万6482台だった。前年同月比2.4%減少した。今年1月から6カ月連続でKIAを下回る成績となった。4月から続いていた2桁の減少傾向が1桁に変わり減少幅が縮小したのは幸いと映る。KIAの市場シェアは3.8%、現代自動車は3.3%と集計された。
今年の欧州市場で現代自動車の不振が長引き、現代自動車グループの今年の累計販売台数も減少傾向を記録している。現代自動車グループの今年上半期の販売台数は53万4525台で前年対比0.8%減となった。現代自動車が1年前より8.7%減の24万3828台、KIAは6.9%増の29万697台を記録した。この期間の欧州全体の市場規模は1年前より6.1%増の723万2066台となった。
現代自動車は下半期に欧州へ小型電動ハッチバックのアイオニック3を投入し、新型ツーソンを発売して販売台数の反発を図る計画だ。