崔泰源(チェ・テウォン)大韓商工会議所会長兼SKグループ会長が、最近大幅に値下がりしたSKハイニックス株について引き続き保有するよう助言した。崔泰源(チェ・テウォン)は米中の人工知能(AI)覇権争いの中で、韓国は知能を輸出する方式でニッチを攻略すべきだとの見解も示した。
崔会長は17日、済州シーラホテルで行われた「AIがもたらす未来と韓国経済の成長談論」をテーマにした対談で、SKハイニックスの最近の株価下落に関する質問を受け、「株価は現状をそのまま反映しない」とし、「企業に対する期待値が高まれば上がり、少し違うと思えば一気に落ちることもある」と述べた。
崔泰源(チェ・テウォン)は「来月の株価がどうなるかは分からない」としつつも、「買ったり売ったりせず黙って持っているのが資産保全に良い方法だ」と強調した。さらに「AIはまだ4歳児レベルだが、大人になるにはメモリーが使われる。メモリー需要は幾何級数的に増えざるを得ない」と付け加えた。
米国と中国がAI産業の覇権をめぐって激しく競争するとの見通しも示した。崔会長は「米国は多くの資金を投じて優れたAIを作ることに集中しており、中国はAIデータセンターから出るトークンを安くすることにアプローチしている」と説明した。
続けて、このような状況で韓国の生存戦略はニッチ市場の攻略だという点も強調した。崔泰源(チェ・テウォン)は「韓国はトークン価格を下げるのも難しく、米国の品質を上回ることもあまり役に立たないだろう」とし、「韓国の成長戦略はインフラを整え、そのインフラの上で米国と中国が関心を持たないか、韓国が特化できるニッチ市場をつくることだ」と述べた。
さらに「将来は知能を輸出するという戦略に進む必要がある」とし、「米国と中国よりも安全であるか、独自の強みを持つものを作って売らなければならない」と主張した。
崔会長はこのほか、AI時代に必要な競争力として「4つの筋肉論」も提示した。考える力と変化への適応、他者との共感、身体活動による価値創出の4つの筋肉を鍛えればAI時代で先行できるということだ。
崔泰源(チェ・テウォン)は「未来の教育は詰め込み式ではなく人間の生活に役立つものを探さなければならない」とし、「いまやSKハイニックスは採用過程で大学の卒業証書を必要としない。大学を出てこそ人材と認められた時代は終わった」と述べた。
また「AIは理解しているふりをしても共感はできない」とし、「共感する心と行動が将来は重要になる」と強調した。