HD現代重工業が外国人労働者の給与から控除していた食費を1人当たり平均約700万ウォン返還し、業界で初めて外国人労働者に朝・昼・夕食など会社の食事を全面無償で提供することを決めた。
HD現代重工業は外国人労働者との直接対話を通じて現場の意見を反映した、差別のない処遇改善案を用意したと5日発表した。
HD現代重工業が5月末から適用した新たな賃金体系に一部の外国人労働者が反発したことを受け、これを解消する次元で講じた措置である。6月30日から7月2日まで各国語の説明会を通じて受け付けた外国人労働者の意見を検討し、補完した内容を盛り込んだ。
まずHD現代重工業は、これまで外国人労働者が負担してきた食費を遡及して全額返還する予定だ。対象は約1600人で、金額は1人当たり平均約700万ウォンである。HD現代重工業は2023年1月を基準に遡及適用して返還する予定だ。
また、人事評価に応じて差別なく成果給を支給するなど、会社の成果を共有できる報酬体系の改善策も用意した。
論争となったHD現代重工業の新たな賃金体系は、従来より基本給と固定手当を数十万ウォン減らし、月30時間の延長労働を前提に約40万ウォン水準の「固定延長労働手当」を新設する内容が盛り込まれていた。これに一部の外国人労働者は基本給の減少、時間外労働の義務化を懸念していた。
HD現代重工業の関係者は「世界一の造船所として外国人労働者に対する責任を果たすため、賃金だけでなく食事、居住、滞在支援などについて継続的に処遇を改善していく」と述べた。
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