ポスコ傘下の産業ガス企業ポスコエアソリューションは、半導体・宇宙航空産業向け高純度希ガス工場を竣工したと17日明らかにした。

ポスコエアソリューションは17日、全羅南道の光陽製鉄所で高純度希少ガス生産工場の竣工式を開いた。/ポスコエアソリューション

ポスコエアソリューションは同日、全羅南道クァンヤン製鉄所トンホアン用地で高純度希ガス生産工場の竣工式を開いた。この工場は年間13万ノルマル立方メートル(Nm³・摂氏0度、1気圧での気体体積の単位)規模の生産能力を備えた。韓国半導体市場全体の希ガス需要の約52%を自給できる水準だと会社側は説明した。

ポスコエアソリューションは、ポスコ製鉄所の酸素工場で抽出した原料ガスを高純度希ガスに精製し、キセノン(Xe)、クリプトン(Kr)、ネオン(Ne)を生産する。希ガスは半導体の露光・エッチング工程をはじめ、宇宙航空、医療など先端産業全般で不可欠に使われる中核素材である。

ポスコは高純度希ガス工場の竣工を通じ、これまで全量を輸入してきた半導体・宇宙航空用の中核素材の国産化が可能になったと説明した。ポスコは今後、鉄鋼事業と連携した多様な特殊ガス分野へ事業を拡大する計画だと明らかにした。

竣工式に出席したチャン・インファポスコグループ会長は「グローバルな素材サプライチェーンの不安定が深まるなか、半導体と宇宙航空など国家の未来を左右する先端産業の必須素材を韓国の技術で直接生産し、安定的に供給できるようになり、非常に意義深い」と述べた。

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