タイハン電線は2026年6月17日、韓国電力公社が推進する500キロボルト(kV)超高圧直流送電(HVDC) 東海岸〜東ソウル建設工事(EP2段階)事業を受注したと明らかにした。
契約規模は1463億ウォンで、タイハン電線は500kV HVDC XLPEケーブルおよび関連付属資材の製造・供給から施工までをターンキー(Turn-Key)方式で遂行する予定である。
東海岸〜東ソウルHVDC事業は、東海岸地域の原子力・火力発電および大規模再生可能エネルギー発電で生産された電力を首都圏まで安定的に供給するための国家中枢送電網構築事業である。
今回の事業は500kV級HVDC電力線2工区と70kV級中性線1工区で構成され、タイハン電線は約86km規模の500kV HVDC XLPEケーブルシステムを供給・設置する予定である。
タイハン電線は国内で初めて500kV HVACケーブルシステムを開発・商用化し、北米市場などに数次にわたり供給してきた。この技術力を基に、国内初の500kV電流形HVDCおよび525kV電圧形HVDCケーブルシステムの開発にも成功し、超高圧直流送電分野まで技術競争力を拡大した。
タイハン電線は技術競争力を土台にグローバル市場で事業成果を拡大している。米国では320kV級HVDC送電網プロジェクトを受注し、北米市場での地位を拡大した。英国の送電網運営会社ナショナル・グリッドとHVDCケーブルシステムのフレームワーク契約を締結し、欧州市場攻略の基盤を整えた。
タイハン電線関係者は「国内HVDC事業の遂行経験を基盤に、今後『西海岸エネルギー高速道路』をはじめとする国家送電網事業とグローバル送電網市場で競争力を一段と高める」と述べ、「安定的な送電網構築とエネルギー転換に寄与する企業としての役割を拡大していく」と語った。
タイハン電線は生産・施工能力の強化にスピードを上げている。現在、忠清南道唐津(タンジン)にHVDC専用テストセンターを構築し、640kV級HVDC海底ケーブルの生産が可能な海底ケーブル第2工場を建設中である。