現代自動車グループが最大の主力市場である米国で過去最高のシェア達成を目前にしている。ハイブリッド車(HEV)をはじめとする環境対応モデルを前面に押し出し、善戦した結果である。

14日、業界と市場調査機関オムディアによると、現代自動車・KIAは今年1〜4月の米国市場で前年同期比1.3%増の58万9936台を販売した。現代自動車は0.4%増の31万0218台、KIAは2.2%増の27万9718台を記録した。

現代自動車ツーソンハイブリッド。/現代自動車提供

同期間に販売の成長を記録した主要完成車メーカーは、現代自動車・KIAを除けば米国ステランティス(3.5%↑・41万1973台)のみだった。一方、米国市場トップ3ブランドのゼネラル・モーターズ(10.2%↓・85万8413台)、トヨタ(1.4%↓・79万1798台)、フォード(10.4%↓・61万0121台)はいずれも販売台数が減少した。

米国全体の販売は501万6907台で前年同期比6.7%減となった。米国系ブランドは9.5%減の201万4207台、日本系ブランドは4.7%減の194万8559台、欧州系ブランドは11.5%減の46万4205台と集計された。

現代自動車・KIAの1〜4月の米国市場シェアは11.8%で、昨年同期(10.8%)に比べて1.0%ポイント上昇した。GM(17.1%)、トヨタ(15.8%)、フォード(12.2%)に次ぐ4位である。

現代自動車グループが昨年の年間シェア11.3%で過去最高を記録したのに続き、今年は12%を上回るとの期待感が出ている。3位フォードとの差を縮め、トップ3入りも可能だと業界はみている。

現代自動車グループはハイブリッド車の販売好調で米国市場で善戦した。インフレ抑制法(IRA)上の電気自動車の税額控除が終了し、原油価格の上昇で内燃機関車の購買心理が悪化するなか、ハイブリッドモデルが現地の需要変化に効果的に対応したとの分析である。

実際、現代自動車・KIAの1〜3月期のハイブリッド車販売台数は53.2%増の9万7627台を記録した。先月も74.4%増の4万3392台と月間最多販売を更新するなど、成長基調を続けている。

現代自動車の関係者は「環境対応車全体を網羅するパワートレイン戦略を通じ、市場需要に弾力的に対応している」と述べた。

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