パク・ミンウ現代自動車・KIA AVP(Advanced Vehicle Platform)本部長兼42dot最高経営責任者(CEO)社長が「われわれの目標は顧客の信頼を基盤とした同クラス最高水準の自動運転だ」と明らかにした。

パク・ミヌ 現代自動車・KIA AVP本部長 社長兼42dot CEO。/現代自動車 提供

パク社長は10日に公開されたHMGジャーナルとのインタビューで「先行研究だけでは十分ではない。開発した技術を速く正確に量産車に誤差なく適用しなければならない」と述べ、こう語った。

実行優先(Execution-first)のアプローチを強調したもので、パク社長は「未来は『誰が先に技術を開発したか』ではなく、『誰がより速く安定的に誰もが安心して使える製品を市場に拡張したか』によって決まる」とも述べた。

パク社長は「もはや技術開発だけで競争しない」とし「データをいかに速く確保し、いかに効率的に活用し、いかに速くより良い製品へ転換するかで競争する」と述べた。

このような競争のための『ツートラック』戦略も強調した。パク社長は「グローバル協業で商用化のスピードを短縮し市場参入の時間を最小化しつつ、パートナーシップで蓄積する膨大な走行データによってグループの自律的なエンドツーエンド(E2E)自動運転モデルを高度化しなければならない」と述べた。

現代自動車グループは技術発展を加速するため、42dot・モショナルなどグループ会社と外部パートナーの自動運転データを連結・活用するデータユニオン(Data Union)を活用している。

これを土台に自動運転センサーの標準化なども推進中である。パク社長は「究極的に現代自動車グループの目標は(自動運転の)安定性と信頼性を自社技術で確保していくことだ」と述べた。

パク社長は研究開発と量産の間の観点の違いについては「意見の衝突は不可避だ。重要なのは、対立をわれわれがより完璧な製品を作るのに資する前向きな摩擦へと転換することだ」と述べた。

続けて「人を助ける最高の技術を作ることに集中してほしい」とし「失敗が生じればリーダーが責任を負う」と述べた。

パク社長はテスラ・オートパイロット(Tesla Autopilot)開発チームの初期中核メンバーでテスラ・ビジョン(Tesla Vision)の設計を主導した人物で、エヌビディア(NVIDIA)自動運転認知技術組織の副社長を務めた後、2月に現代自動車に合流した。

パク社長は合流の背景について「現代自動車グループは既に世界最高水準のハードウェア能力とソフトウェア潜在力を備えており、スマートモビリティソリューション企業へ進もうとする意志も明確だったためだ」と述べた。

今回のインタビューは2026年9月17日から2日間、米国シリコンバレーのサンノゼ(San Jose)で開かれるHMGテックタレントフォーラム2026(HMG Tech Talent Forum 2026)を前に、グループの技術戦略と人材育成の方向性を紹介するために行った。

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