左からチョ・ビョンサム韓国船級協会(KR)技術承認室長、ユ・サンチョルHJ重工業代表。/ HJ重工業提供

HJ重工業が韓国船級(KR)から1万TEU級バイオ燃料推進コンテナ船に関する設計コンセプトの承認(AIP)を取得した。国際的な環境規制の強化で海運業界におけるバイオ燃料の需要が高まるなか、HJ重工業は中大型コンテナ船分野で環境配慮型推進技術を確保し、受注競争力を高める計画である。

HJ重工業は4日(現地時間)、ギリシャ・アテネで開催中の「ポシド二ア2026」展示会で、1万TEU級バイオ燃料推進コンテナ船の設計コンセプト承認に関する認証署名式を実施したと5日に明らかにした。

船舶用バイオ燃料は、従来の化石燃料ベースの船舶燃料油に植物性・動物性油などのバイオ燃料を一定比率で混合した炭素削減燃料である。国際海事機関(IMO)のカーボン排出規制が強化され、欧州連合(EU)の海上燃料規制(FuelEU Maritime)や温室効果ガス排出量取引制度(EU ETS)など環境規制が拡大するなか、海運業界と主要港湾を中心に使用が増えている。

ポシドニアに参加した船主の間でもバイオ燃料への関心が高まり、造船業界では造船所レベルでの技術確保と市場対応が求められている。HJ重工業は昨年、韓国船級と関連技術確保に向けた協力に乗り出し、同社が建造中の1万TEU級コンテナ船にバイオ燃料推進システムを適用する研究を進め、先月技術開発を終えた。

HJ重工業は今回の認証について、両機関が関連規定と安全基準に合致する技術的妥当性と安全性を公式に確認した点で意義があると評価した。今回の認証取得を通じ、HJ重工業はバイオ燃料推進の1万TEU級中大型コンテナ船における高付加価値の環境配慮型技術を確保し、今後の追加受注を見込んでいる。

ユ・サンチョルHJ重工業代表は「バイオ燃料推進コンテナ船の技術開発を通じ、環境配慮型船市場での営業・受注活動にプラスの効果が見込まれる」と述べ、「温室効果ガスの削減には脱炭素船の建造が不可欠である以上、技術競争力を確保して船主の信頼を積み上げる」と語った。

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