1日に爆発事故が発生した大田・儒城区のハンファエアロスペース大田事業場が封鎖されている/News1

爆発事故で労働者5人が死亡し2人が負傷したハンファエアロスペース大田工場が、直近2年連続で消防当局の火災安全調査で「不良」判定を受けていたことが分かった。指摘事項は計7件だった。不良判定を受けた施設は1日に爆発事故が起きた地点とは無関係だが、会社の安全管理水準を示す事例だという指摘が出ている。

3日、消防当局によると、ハンファエアロスペース大田事業場は防衛事業庁の合同点検要請に基づき、昨年と今年にそれぞれ1回ずつ軍用火薬類の製造・貯蔵施設に対する火災安全調査を受けた。点検は主要消防設備が集まる70棟を中心に進めた。火災受信機と消防ポンプなどが70棟に集中しており、2019年に火災が発生した履歴もあるため、当該建物が調査対象になったというのが消防当局の説明である。1日に爆発事故が発生した56棟の洗浄空室は、今回の火災安全調査の対象に含まれなかった。

昨年の調査では、消防車が火災現場で給水を受けるために消防ホースを接続する採水口で消火水が出ないよう、動力制御盤を任意に操作していた事実が摘発された。これにより過料処分が下された。動力制御盤は火災発生時に消防ポンプと消火設備の作動を制御する装置である。

今年4月の調査では6件の指摘事項が出た。70棟地上1階の充填・硬化工程休憩室と燃焼管準備工程休憩室の前に避難口誘導灯を追加設置するよう求められ、屋内外スプリンクラー兼用の主ポンプおよび消火配管内部の圧力を一定に維持する充圧ポンプの漏水も補修対象に挙げられた。

このほか、充圧ポンプ作動状態を表示する表示灯の補修、動力制御盤の名板修正、動力制御盤室の積載物撤去、受信機の警戒区域一覧図の備え付けなども指摘事項に含まれた。消防当局は、昨年と今年の火災安全調査で摘発された事項はすべて措置が完了したと明らかにした。

爆発事故が起きた56棟は、自主点検結果の報告義務とスプリンクラー設置義務も適用されない施設である。56棟の面積は243㎡で、消防法上、自主点検結果を所轄消防署に報告する対象ではない。スプリンクラー設置義務の基準にも該当せずスプリンクラーは設置されておらず、内部には大型消火器1台のみが備えられていたと伝えられている。

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