LIG Defense&Aerospace(LIG D&A)が2026年1〜3月期(1四半期)、『韓国型パトリオット』と呼ばれる天弓-Ⅱなどの輸出拡大を追い風に、過去最大の営業利益を達成した。
7日、LIG D&Aは連結ベースの1四半期営業利益が1711億ウォンだったと明らかにした。前年同期比56.1%増で、四半期として過去最高である。売上高は1兆1679億ウォンで28.7%増となった。
このうち輸出売上高は4052億ウォンで119.0%増となった。売上高に占める輸出の比率も昨年1四半期の20.4%から今年は34.7%へ拡大した。内需売上は研究開発が1827億ウォン、量産が5800億ウォンだった。前年同期比でそれぞれ3.6%、6.2%伸びた数値である。
事業部門別に売上をみると、天弓や海弓などの誘導兵器が6890億ウォンで、1年前の同期間より62.0%増加した。全売上に占める比率は59.0%に達する。天弓-Ⅱ事業でアラブ首長国連邦(UAE)向け売上が本格化した影響である。天弓 Ⅱの売上は全輸出の34.7%を占めた。
国産戦闘機KF-21の量産事業が本格化し、航空・電子の売上も75.7%増の1883億ウォンを記録した。一方で指揮統制(1566億ウォン)、監視偵察(1082億ウォン)の売上はそれぞれ30.0%、13.5%減少した。
1四半期末時点のLIG D&Aの受注残は25兆3100億ウォンだった。このうち輸出事業が14兆1700億ウォン、内需事業が11兆1400億ウォンである。輸出事業では、中東向け天弓-Ⅱの残高が9兆9900億ウォンで、全輸出残高の70.5%を占めた。
LIG D&A関係者は「天弓-Ⅱの中東向け輸出実績の反映と国内量産および海外輸出事業の本格化により、業績改善の可能性は依然として高い」と述べ、「LIG D&Aは年内のUAE現地法人設立により、中東事業の推進に一層拍車をかける方針だ」と語った。