現代自動車グループが13日から17日(現地時間)に米国ワシントンDCで開催される2026セマフォ・ワールド・エコノミーに参加し、未来モビリティのビジョンと戦略を紹介した。セマフォ・ワールド・エコノミーは米国のグローバルデジタルニュースプラットフォームであるセマフォが主催する。米経済誌フォーチュン選出の世界500大企業の主要最高経営責任者(CEO)をはじめ各国のグローバルリーダーが参加するカンファレンスだ。
鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車グループ会長は12日(現地時間)にセマフォとの書面インタビューを通じて「グローバル市場がますます細分化している現実の中で、現代自動車グループは柔軟性と回復力を基盤に変化するグローバル環境を切り抜けている」とし「グループのアプローチはグローバルな拡張と地域別の俊敏性を結合しており、事業を営む各地域で差別化された競争優位を持っている」と明らかにした。
続けて「グローバルな力学関係はわれわれが乗り越えるべき課題だ」とし「現代自動車グループのDNAに内在した柔軟性と回復力のおかげで、危機にうまく対処していける」と述べた。さらに「変化する環境に伴う競争はイノベーションを刺激する要素だ」とし「その点で現代自動車グループは競争を歓迎する」と付け加えた。
グループの未来事業であるロボティクスと水素エネルギーについても言及した。鄭会長は「2028年までに製造施設にボストン・ダイナミクスのヒューマノイドロボット『アトラス』を配備し、2030年までに年間最大3万台のアトラスを生産する予定だ」とし「水素がグローバルなクリーンエネルギー転換において中核的役割を果たす」と述べた。あわせて「水素はエネルギー課題の解決策であり、水素電気自動車とEVは相互補完的なクリーン技術だ」と付け加えた。
5年間で125兆ウォンを投資する韓国内の大規模投資事業も紹介した。具体的にはセマングム地域の112万4000㎡(34万坪)の敷地に約9兆ウォンを投資し、ロボット製造・部品クラスター、水電解プラント、人工知能(AI)データセンター、1GW級太陽光発電、AI水素シティなど未来の新事業バリューチェーンを構築する。
イベント2日目の14日(現地時間)に進行される未来モビリティ・トラックセクションには、ホセ・ムニョス現代自動車代表理事社長がスピーカーとして参加する。ムニョス社長はグローバル経営環境の変動性と地政学的な不確実性が大きい状況で、現代自動車グループのエネルギー転換政策の一環としてマルチパワートレイン戦略を説明する計画だ。このほか、技術発展への寄与に向けた責任ある投資とパートナーシップの重要性などにも言及する方針だ。
今回のイベントで専用空間を設けた現代自動車の高級ブランドであるジェネシスも、トラックセクションにスポンサーとして参加する。ジェネシスは「ジェネシス・ラウンジ」を通じ、ビジネス・ネットワーキングが展開される空間の中で参加者に休息と思索の瞬間を提供するというコンセプトだ。
現代自動車グループ関係者は「今後も経済と技術発展を牽引していく政策立案者およびビジネスリーダーと積極的に疎通し、現代自動車グループの未来モビリティ・リーダーシップを持続的に強化していく」と述べた。