エネルギー企業の三千里がチョン・ヨンテク社長を新たな社内取締役に選任した。イ・チャンウィ副会長は社内取締役を退いた。三千里はまた株主価値の向上のため、保有中の自己株式42万8248株を今月31日に電撃的に消却することを決めた。
三千里は20日、ソウル・ヨイドの本社で第60期定時株主総会を開催した。今回の株主総会で会社は、▲2025年財務諸表および連結財務諸表の承認 ▲定款一部変更 ▲社内取締役選任 ▲社外取締役である監査委員選任 ▲取締役報酬限度額の承認 ▲自己株式保有・処分計画の承認など、計6件の議案をすべて原案どおり可決した。
三千里は昨年、連結基準で売上5兆2755億ウォン、営業利益1596億ウォン、当期純利益1313億ウォンを記録した。会社は1株当たり配当金を前年と同じ3000ウォンに確定した。
取締役会の構成にも変化があった。三千里は今回の株主総会で、社内取締役としてユ・ジェグォン副会長を再任し、チョン・ヨンテク社長を新たに選任した。キム・ドイン金・張法律事務所常任顧問を社外取締役兼監査委員として再任した。定款変更の議案としては、社外取締役の名称を「独立取締役」に改め、集中投票制の排除条項を削除する内容などを可決した。
とりわけ三千里は株主価値の向上のため、保有中の自己株式42万8248株(発行株式総数の10.6%)を今月31日に電撃的に消却することを決定した。約565億ウォン規模に達する今回の消却を通じて、1株当たりの価値を高める方針である。また三千里は、残余の自己株式20万2752株(発行株式の5%)を役職員の成果報酬などに活用し、責任経営を強化して株主と共生する経営基調を確固たるものにする計画だ。
イ・チャンウィ副会長は「昨年の厳しい経営環境の中でも三千里が創業70年の長寿企業としての地位を確固にできたのは、株主の皆さまの変わらぬ信頼と支援のおかげだ」と述べ、「今年は70年を超え百年企業へ飛躍するため、全役職員の和合を基盤に責任・持続・共生経営を実現し、企業価値向上に全社的な力量を集中させる」と語った。