INNOCEANは建物外壁と都市空間を新たなメディア資産へ転換する「統合デジタル屋外広告(DOOH)ビジネス」を強化すると19日明らかにした。
INNOCEANは単なる屋外広告媒体の販売を越え、建物の価値を高めつつ安定的な収益まで創出できる「都市型メディアビジネスモデル」を構築した。建物所有者や不動産デベロッパーには新たな収益機会を、都市空間を利用する市民には差別化された見どころと楽しみを提供することが核心である。
INNOCEANが推進するDOOHビジネスは、建物の外壁や遊休空間をデジタルメディアプラットフォームへ転換し、広告はもちろん文化コンテンツやブランドコミュニケーションまで送出する方式である。従来活用度が低かった建物を新たな「収益創出型メディア資産」へ拡張するということだ。
INNOCEANは屋外媒体の開発からデジタルディスプレー構築、コンテンツ企画・制作、広告販売、データ基盤の運用まで全工程を統合提供する。立地や人流、空間特性を総合分析し、特注型のメディア戦略を提案する点が差別化ポイントだ。
建物所有者としては初期投資負担を抑えつつ安定的な広告収益を確保できる。INNOCEANはグローバル広告主とブランドのネットワークを基盤に多様な広告とコンテンツを誘致でき、事業の拡張性が高い。これに加え建物自体の商業的価値と象徴性まで高められるため、複合的な効果が見込まれる。
メディアファサードを基盤とするDOOH媒体は、建物と空間のランドマーク化を促進し、都市景観とメディア環境の質を高めることにも寄与する。実際にLA、ロンドンなど海外主要都市では大型デジタルメディアファサードが広告媒体を越え、文化コンテンツのプラットフォームかつ観光名所として定着し、建物の商業的価値とブランドイメージを同時に高めている。
INNOCEANは韓国で多様なプロジェクトを通じて成果を蓄積してきた。明洞新世界スクエア、盤浦新世界セントラルシティ、江南モンテッソーリビルなどで進めたメディアプロジェクトは、建物自体の認知度を高め来訪者の体験を強化し、都心空間の価値を拡張するメディア開発事例として評価されている。特に明洞新世界スクエアで披露した「タイムレス・モーメント(Timeless Moment)」は、世界的デザインアワードであるレッド・ドットで本賞を受賞し、コンテンツ競争力を立証した。
キム・ジェピルINNOCEANメディア本部長は「DOOHメディアはもはや単なる広告媒体を越え、ブランド体験と都市文化コンテンツが結合した新たなプラットフォームへ進化している」と述べ、「クリエイティブとメディア運用能力を結合した統合ソリューションを土台に、都市空間の価値を高めるDOOHエコシステムを持続的に拡大していく計画だ」と語った。