KIAは小型スポーツ用多目的車(SUV)ニロの一部改良モデル「ザ・ニュー・ニロ」を発売したと10日明らかにした。リットル(L)当たり20km水準の燃費を確保したことが特徴で、KIAが新型ニロを発売するのは4年ぶりだ。
ニロは2016年3月の初代モデル発売以降、現在まで世界累計販売台数120万台を記録したKIAの代表的な小型SUVだ。今回の一部改良モデルは2022年1月に発売した2世代目モデルに最新の安全・利便装備を適用し、商品競争力を高めた。
新型ニロには1.6ハイブリッドパワートレーンが搭載された。システム最高出力141馬力、最大トルク27.0kgf・mを発揮する。とりわけ最大複合燃費は20.2km/L(16インチホイール基準)だ。これは韓国のハイブリッドSUVの中で最も高い数値だ。2世代目モデルが20.8km/Lだったことを勘案するとやや下がったが、車両重量が増えたためである。
新型ニロにはスマート回生ブレーキシステムとハイブリッド階層型予測制御システム、ステイモードなどの特化機能が新たに適用された。スマート回生ブレーキシステムは回生ブレーキ段階を自動で調整し、ハイブリッド階層型予測制御システムはバッテリー充電量を最適に制御して燃費向上に寄与する。
また前後輪サスペンションのチューニングにより乗り心地を改善し、エンジン音の室内流入を減らすダッシュ吸音パッドの密度を高めて静粛性も強化した。エアバッグは2列目サイド2個を加えて10個に増やし、全席にシートベルトプリテンショナー(車両衝突時にシートベルトを乗員の体側へ引き寄せる装置)を適用した。前後方衝突防止支援技術やサラウンドビューモニターなども安全な走行を支援する。
これに加え、多様なディスプレイテーマやストリーミングプレミアムサービスを購入・購読できる「KIAコネクトストア」と、自然言語ベースの音声認識サービス「KIA AIアシスタント」も適用した。
外観にはKIAのブランドデザイン哲学「オポジッツ・ユナイテッド(Opposites United)」が反映された。水平・垂直ラインを強調した「スターマップシグネチャーライティング」昼間走行灯を適用し、精緻に構成したフロントバンパーとグリル下部で強固な存在感を加えた。
新型ニロは全長4430mm、全幅1825mm、全高1545mmのサイズを備えた。ホイールベース(軸距)は2720mmだ。前モデル比で全長が10mm伸びた。水平型レイアウトと次世代インフォテインメントシステム(ccNC)により開放感に実用性を加えた。
新型ニロの開始価格はトリム別に▲トレンディ2885万ウォン▲プレステージ3195万ウォン▲シグネチャー3464万ウォンである。