大韓航空は、前年に比べて昨年の航空機運航による二酸化炭素排出量を42万トン以上削減したと27日に明らかにした。
大韓航空の昨年の航空機運航による二酸化炭素排出量は合計1218万4169トンだった。これは2024年(1260万4224トン)に比べて42万55トン(3.3%)減少した数値である。同期間の総運航便数は前年より約2.6%増加したが、二酸化炭素排出量は減少した。
航空機運航中の二酸化炭素排出量は、航空機運航で発生した燃料消費量に、世界の航空業界で共通に用いられる二酸化炭素排出係数を乗じた値で換算する。
大韓航空は、運航・統制・整備・運送など全部門にわたる燃料管理強化の成果だと説明した。主な削減要因としては、高効率の新機材導入拡大、経済運航速度の最適化、搭載重量予測の精度向上、巡航中の最短航路確保、近距離の最適代替空港選定、補助動力装置(APU)稼働の最小化、定期的なエンジン洗浄および精密調整などが挙げられた。
2017年以降に導入した航空機の運航比重が全運航便数の41.6%まで拡大したことが、排出量の減少に大きく寄与した。大韓航空は、ボーイング787-9・10、エアバスA350・A321neoなどの高効率機材の運航により二酸化炭素排出を抑えた。
データの高度化も後押しした。大韓航空は手書きベースのデータをデジタル化し、人工知能(AI)を活用したデータ処理技術を導入した。機内飲料水などの搭載物量を合理的に調整し、旅客手荷物重量に影響を与える変数を精緻に分析・予測して手荷物重量の偏差を減らした。とりわけAIを活用したデータ処理で正確に旅客手荷物重量を予測する技術は、航空アライアンスのスカイチーム(SkyTeam)が主管する「2025年持続可能航空チャレンジ」で優れたAI活用事例に選定された。