HJ重工業は2025年1月27日、前年に売上高1兆9,997億ウォン、営業利益670億ウォン、当期純利益514億ウォンを計上したと明らかにした。
売上高は前年比6%増加し、営業利益と純利益はそれぞれ824.8%と884.6%増加した。HJ重工業の営業利益が500億ウォンを上回ったのは、2020年に516億ウォンを記録して以来5年ぶりである。
今回の好調な業績は、二大事業の柱である造船部門の復調が牽引した。2022年に全体売上の18%水準まで低下していた造船部門の売上は、業況の回復を追い風に前年は全体売上の約半分を占めるまで急成長した。
とりわけ選別受注戦略が利益率の改善を主導した。HJ重工業は国際海事機関(IMO)のカーボンリダクション規制強化に歩調を合わせ、メタノール推進コンテナ船、LNG推進コンテナ船、LNGバンカリング船など環境配慮型技術を適用した高付加価値船の建造に注力してきた。
防衛産業分野の安定的な受注も業績を下支えした。HJ重工業は独自の技術力を基盤に、海軍が発注した新型高速艇(PKX-B)32隻とエアクッション型高速上陸艇(LSF-II)8隻を全量受注した。年末には3,800億ウォン規模の高速艇4隻などを追加受注し、3年以上の手持ち工事を確保した状況だ。
建設部門も前年に2兆5,000億ウォンの受注高を挙げ、年間目標を上回って達成し、業績改善に寄与した。
HJ重工業は最近、米海軍と艦艇整備協定(MSRA)を締結し、今後5年間、年20兆ウォン規模の米海軍艦艇MRO(維持・保守・整備)事業に参加できる資格を得た。
HJ重工業の関係者は「環境配慮型船舶需要の増加に伴う業況改善が続いており、米海軍MRO事業の成果が可視化する今年も業績改善の流れが続くと見込まれる」と述べ、「差別化された技術競争力で収益性の強化と将来の競争力確保に注力する」と語った。