ハンファオーシャンは最大60兆ウォン規模の「カナダ哨戒潜水艦プロジェクト」(CPSP・Canadian Patrol Submarine Project)事業受注に向け、現地の国防専門家を現地法人の支社長として迎え入れたと21日明らかにした。
グレン・コープランド新任支社長はカナダ・オタワで、カナダ潜水艦事業の受注に向けた現地の主要拠点として活動する見通しだ。先にハンファオーシャンは事業受注のためカナダ支社(Hanwha Defence Canada)を設立した。
グレン・コープランド新任支社長はカナダ海軍の将校として任官し、作戦戦術将校、哨戒艦副艦長など22年間にわたり任務を遂行した後、中佐で退役した。その後ロッキード・マーティン・カナダでハリファックス級哨戒艦の近代化事業の責任者を務めた。さらに財務、エンジニアリングプロセス、ソフトウェア開発など全工程を担い、戦闘管理システムCMS-330の事業開発と輸出まで経験したとされる。
ハンファオーシャンは、同氏がノバスコシア地域の防衛産業企業協会長を務め、州政府との交渉と交流を通じネットワークを構築した経験があり、CPSP事業の主要項目である産業・技術ベネフィット(ITB)を高度化して受注競争力を高める上で大きく寄与すると説明した。
コープランド支社長は「ハンファオーシャンと共に仕事ができてうれしく、光栄だ」とし「カナダ海軍事業で得た経験がCPSP事業受注という成果につながるよう努める」と述べた。
一方、ハンファオーシャンはカナダのエネルギー開発会社ファーミューズ・エナジー(Fermeuse Energy)と「カナダ・ニューファンドランド・ラブラドール地域のLNG開発プロジェクト共同推進に向けた戦略的覚書(MOU)」を締結したと同日明らかにした。今回の協力もCPSP事業と連携した産業協力の一環との評価を受けている。
今回のMOUを通じ、ハンファオーシャンはファーミューズ・エナジーの長期的な戦略パートナーとして、プロジェクト開発、エンジニアリング、資金調達、船舶建造、LNG物流などLNGバリューチェーン全般にわたる統合的な能力を提供する予定だ。
ハンファオーシャン関係者は「LNG分野の協力をCPSPのオフセット取引と連携させることで、今回のパートナーシップをカナダの自律的な産業基盤強化に向けた中長期戦略の一部として推進する方針だ」と語った。