国内の銅箔製造3社の一つであるSolus Advanced Materialsが、欧州に進出した中国系電池メーカー1社を含む新規取引先2社と電池用銅箔の供給契約締結を目前にしていることが確認された。欧州が原産地規則などを盛り込んだ電池規制を強化した結果、ハンガリーに工場を置くSolus Advanced Materialsに電池メーカーが打診したためである。

19日、電池業界によると、Solus Advanced Materialsは2025年上半期中に2社の電池メーカーと、ハンガリー工場で生産した電池用銅箔を供給する契約を締結する予定である。Solus Advanced Materialsの関係者は「上半期を目標に追加契約を確保する予定だ」と述べた。

Solus Advanced Materialsのハンガリー電池用銅箔製造工場の全景。/ Solus Advanced Materials提供

銅箔は銅を薄く延ばして作った膜である。銅箔は用途により電池用銅箔と回路用銅箔に分かれる。電池用銅箔は電池用銅箔の略で、リチウムイオン電池の負極材に使われる。電流を流す移動経路の役割と、電池で発生する熱を外部へ放散する役割を担う。回路用銅箔の略である回路用銅箔は、テレビ、コンピューター、スマートフォンなどの電子機器の回路基板に使われる。

Solus Advanced Materialsは欧州向けの電池用銅箔受注に相次いで成功している。昨年新たに電池用銅箔の供給契約を結んだ4社のうち3社は欧州にある電池メーカーだった。そのうち1社は世界最大の電池メーカーである中国のCATLであった。このほか欧州に進出した別の中国系電池メーカー、韓国の電池メーカーとも電池用銅箔の供給契約を結んだ。

Solus Advanced Materialsが欧州で電池用銅箔の受注に成功しているのは、ハンガリー工場のおかげである。世界の銅箔メーカーの中で、欧州現地で電池用銅箔を生産しているのはSolus Advanced Materialsのハンガリー工場だけである。Solus Advanced Materialsは2020年からハンガリー第1工場を稼働中である。ハンガリー第2工場は2024年から量産を開始した。SKネクシリスは欧州市場を狙いポーランドに銅箔工場を竣工したが、需要が不足しており工場稼働を開始していない。

中国の電池メーカーが欧州市場の攻略に乗り出したことも追い風となった。中国の電池メーカーはドナルド・トランプ政権発足以降、米国進出が事実上行き詰まると、欧州へ目を向けている。CATLはドイツで工場を稼働中で、ハンガリーに欧州最大規模の工場を建設中である。CATLはスペインでも世界4位の多国籍自動車メーカーであるステランティスと電気自動車用電池工場を建設する予定である。

世界1位の電気自動車メーカーであるBYDは、ハンガリー南部で電気自動車工場と併せて電池生産ラインの構築を進めている。中国イーブイエナジー(EVE Energy)は、ハンガリーにBMW向け供給の円筒形リチウムイオン電池生産工場を建設している。日系中国電池メーカーのエンビジョンASECもフランスに電池工場を建設している。世界9位の電池メーカーである中国の新旺達(Sunwoda)も、ハンガリーで欧州初の電池工場建設を進めている。

電池業界の関係者は「中国の電池メーカーが内需市場の飽和段階入りを受けて欧州へ進出している」とし、「欧州の電池市場はまだ初期段階で、中国の電池素材メーカーは欧州に進出していないため、現地に工場を置くSolus Advanced Materialsには有利に働く構図だ」と述べた。

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