英国政府が韓国から輸出される厚板(厚さ6mm以上の鉄板)のうち大半を占める幅2500mm以上の広幅厚板を反ダンピング調査の対象から除外することを決めた。これにより米国や欧州連合(EU)などの鉄鋼関税賦課で苦戦している韓国の鉄鋼業界もひとまず安堵した。

ポスコ浦項製鉄所の厚板工場で生産される厚板の様子。/ポスコ提供

12日、鉄鋼業界によると、英国貿易救済庁(TRA)は今月初め、ポスコ・現代製鉄・東国製鋼などを対象とした厚板反ダンピング調査で、幅2500mm以上の広幅厚板を除外することを決定した。

意見聴取の段階で、現地需要先に広幅厚板を供給する企業の意見が受け入れられたということだ。サムスン物産など韓国の輸出企業はもちろん、英国の輸入業者であるデュフェルコやステムコなども関税賦課に反対してきた。

これらの企業は、英国の鉄鋼メーカーには幅2100mmを超える厚板を生産できる能力がなく、輸入品が入ってきても自国産業に打撃はないと主張した。むしろ輸入厚板に関税が賦課される場合、厚板を使用しなければならない英国の川下産業に被害が及ぶ可能性があると強調した。

広幅厚板は主に橋梁などの大型構造物や船舶、洋上風力発電機の下部構造物およびエネルギープラント建設などに使われる。溶接部位を最小化して構造物の安定性を高められるため、近年は用途が拡大している。

今回の英国TRAの決定により、韓国の鉄鋼業界は反ダンピング調査に対する負担を和らげることができた。韓国から英国へ輸出される厚板の大半は広幅厚板である。

韓国鉄鋼協会の関係者は昨年、英国TRAに提出した意見書で「韓国企業は幅2100mm以上の製品など、英国では生産が難しい品目の供給に注力してきた」と説明した。

ステムコも意見書で「自社の厚板輸入量の66.44%ほどが英国では生産できない広幅厚板だ」とし、「韓国産輸入品は英国鉄鋼産業の生産能力の範囲外であるため、被害発生の可能性は小さい」と述べた。

英国TRAは2021年4月から昨年3月末までの韓国産厚板の販売に関する事実を調査し、今月に予備判定を控えている。英国TRAは来月までに現地実査を終え、8月に最終判定を下す予定だ。

韓国から英国への厚板輸出量はここ数年で大きく増加した。韓国鉄鋼協会によると、2021年に1万6288トン(t)にとどまった厚板輸出量は2023年に5万1891tとなり、219%増加した。その後やや減少し、昨年は4万1340tを記録した。

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