パク・ジョンウォン斗山グループ会長は世界最大の家電・IT見本市「CES 2026」を訪れ、「斗山のカスタマイズ型エネルギーソリューションでAI時代のエネルギー市場をリードする」と述べた。
パク会長は7日(現地時間)、米国ラスベガス・コンベンション・センター(LVCC)ウエストホールに設けられた斗山のブースを視察した後、こう明らかにした。また「AI時代を迎え、データセンターを中心に電力需要が大きく増加し、顧客の条件に応じてエネルギーの需給方式も多様化すると予想される」とし、「それぞれのニーズに対応できるエネルギーソリューションを備えているだけに、カスタマイズ戦略でエネルギー市場をリードしていく」と強調した。
パク・ジョンウォン会長はこの日、パク・ジウォン・グループ副会長、チョン・ヨニン斗山エナビリティ副会長、スコット・パク斗山ボブキャット副会長など経営陣とともにCES会場を巡り、最新技術動向を把握し事業機会を模索し、グローバル公開採用の最終面接にも参加した。
斗山はブースに、昨年米国ビッグテック企業と供給契約を結んだ380メガワット(MW)級の発電用大型ガスタービン模型と、次世代の電力供給源として注目される小型モジュール原子炉(SMR)模型、水素燃料電池製品などを展示した。
斗山ボブキャットと斗山ロボティクスは「フィジカルAI」技術を披露した。パク・ジョンウォン会長は先の年頭所感で「斗山は発電機器、建設機械、ロボットなどの分野で世界水準の製造能力と膨大なハードウェアデータを保有しており、フィジカルAI時代をリードできる強みを備えている」と語った。
一方、斗山はグローバル人材確保のため現地で公開採用を実施した。斗山がグループレベルで実施した初の海外公開採用である。採用対象は米国の大学で学士・修士・博士課程を修了したか卒業予定の工学系専攻者で、募集分野はAIをはじめガスタービン、原子力、ロボティクスなどのR&D職務だ。
優秀人材の獲得に向け、斗山は昨年9月からマサチューセッツ工科大学(MIT)、スタンフォード大学、UCバークレー、パデュー大学、ジョージア工科大学など米国全土の有力工科大学10校以上を巡り、採用説明会を開いた。パク会長は「今回の採用を皮切りに、いまの時代に斗山が必要とする力量と情熱を備えた人材を継続的に確保しなければならない」と強調した。
斗山関係者は「今回のCESは、斗山の差別化されたエネルギー・AI技術力を知らしめると同時に、これを牽引する未来人材を確保するきっかけになった」とし、「今後もグローバル公開採用を継続し、技術革新を牽引する人材プールを広げていく」と述べた。