中小ベンチャー企業部はソウル創造経済革新センターで「地域を越えてグローカルへ」をテーマに第7次小規模事業者成長リレー懇談会を開催したと8日に明らかにした。グローカルは世界市場を意味する「グローバル」と地域を指す「ローカル」を組み合わせた造語である。
今回の懇談会は2024年11月から進めている「小規模事業者成長中心リレー懇談会シーズン2」の7回目の行事である。
中小ベンチャー企業部は地域を基盤に成長しグローバルへと跳躍するローカル創業企業を育成するため、起業家9人と投資の専門家などを招いた。
この日の懇談会の最初の発表で、ヤン・ギョンジュン・クリプトン代表は「ローカル創業のグローバル進出と投資家の役割」をテーマに、地域から出発したローカル創業企業がグローバル企業へ成長した事例を紹介した。ソサン、チェジュ、ヨンドクなど多様な地域のローカル創業企業が地域資源と固有のストーリーを土台にブランドを構築し、海外市場に進出して成果を上げた経験を共有した。
地域でのみ消費されたり廃棄されたりしていたガムテを、世界のミシュランシェフが好む食材へと再生させたガムテ専門ローカル企業「キリンカンパニー」のソン・ジュヒョン代表、済州の特産物を活用した歯磨き粉と生活用品で輸出に成功した「1950株式会社」のオ・セミン代表、発酵酢を固形化して輸出している「チョブレス」のハン・チェウォン代表など、地域資源を商品へ発展させ、再び地域社会へ還元している事例にも関心が集まった。
自由討論では海外進出の過程で経験した苦衷と試行錯誤、克服のプロセスを共有した。あわせて、海外進出のための人工知能(AI)活用方策、製品・サービスのイノベーション、販路開拓など、グローカル企業として持続成長するための政策提案と現場の意見について議論が行われた。
李炳權(イ・ビョングォン)中小ベンチャー企業部第2次官は「多くのローカル企業が輸出に挑戦し、消費財中心の輸出増加につながっている」と述べ、「中小ベンチャー企業部は、地域の若者と小規模事業者が失敗を恐れずローカルから出発し、海外市場で認められるグローカル企業へ成長していけるよう、関連政策を拡大していく」と語った。
中小ベンチャー企業部は小規模事業者の輸出活性化のため、2025年に初めて、輸出型製品開発と海外販路開拓などを支援する「グローバル小規模事業者育成事業」を推進する計画である。