現代ウィアがロボットと自動車の熱管理事業を二大成長軸に挙げ、競争力強化に乗り出すと強調した。
現代ウィアは7日(現地時間)、米国ラスベガスで開かれた世界最大のIT展示会「CES 2026」で記者懇談会を行い、このような新成長戦略を公開した。
まず現代ウィアは、現代自動車グループが全社的に推進中の人工知能(AI)ロボティクス戦略に沿ってロボット事業を積極的に育成する計画だと明らかにした。現代ウィアは今回のCESで製造・物流ロボットブランド「H-モーション」を紹介し、自律走行物流ロボット(AMR)、駐車ロボット、協働ロボットなどを展示した。
ペク・イクジン現代ウィアモビリティソリューション事業部常務は「物流ロボットと協働ロボットが協業する構造を開発している」と述べ、「これを通じてグループの『ダークファクトリー』戦略に寄与する計画だ」と語った。ダークファクトリーは人の代わりにロボットが生産工程に投入される工場を指す。
ペク常務は「足元では中国のロボット企業が量産を基盤に強力な価格競争力を備えた状況だ」とし、「当社は単にロボットを販売するにとどまらず、統合ソリューションを提供する戦略で差別化している」と強調した。
同氏は「昨年のロボット関連売上は2500億ウォン水準だったが、2028年には4000億ウォン以上を目標としている」とし、「無人フォークリフト、MPR(モバイルピッキングロボット)などを順次発売する予定だ」と説明した。さらに「2030年までにグループ会社と外部顧客の売上比率を50対50に持っていく」と付け加えた。
現代ウィアがもう一つの成長原動力に挙げた事業は自動車の熱管理分野である。今回のCESでは統合熱管理モジュール(ITMS)とクーリングモジュール、スリムHVAC(冷暖房空調)など新製品3種が公開された。
ITMSは、自動車がバッテリー・モーター冷却、室内冷暖房など7種類のモードで熱管理を柔軟に行えるよう支援する製品である。現代ウィアはこの製品の部品数を30%削減し、空間活用性を15%改善した。クーリングモジュールは従来モジュールに比べて20%薄くなり、重量が7%減った。スリムHVACは高さを30%以上削減し、電費が向上した。
キム・ナムヨン現代ウィアTMS事業部専務は「熱管理は車両の競争力を決定する中核技術になっている」と述べ、「モビリティを越えて熱エネルギー統合ソリューションを提供するグローバルリーダーに成長することが目標だ」と語った。