ポスコフューチャーエムGM向け供給20％にとどまりリチウム価格急落で契約量未達

電気自動車の需要鈍化により、ポスコフューチャーエムと米国ゼネラル・モーターズ（GM）との契約が当初の供給契約数量を満たせないまま終了した。

31日、ポスコフューチャーエムはGMと2022年に13兆7,696億ウォン規模の契約を結んだが、この日までに供給した金額は2兆8,111億ウォンにとどまったと公示した。契約開始日は2023年1月1日で、契約終了日は2025年12月31日である。

ポスコフューチャーエムとの契約相手はGMであり、ポスコフューチャーエムが供給した正極材はLGエナジーソリューションとGMの米国合弁会社であるアルティアム・セルズ向けであった。

ポスコフューチャーエムは「主要原材料であるリチウム価格の急落、米国電気自動車市場の成長鈍化などの影響で、供給金額が当初の契約金額に満たなかった」と説明した。リチウム価格は最近3〜4年の間に約90%急落した。ただし契約がこの日に終了するため、今後の業績に与える影響はない見通しだ。