SKチャイナ社長に朴・ソンテク前次官を招へい

SKグループが中国事業を総括するSKチャイナ社長に、朴・ソンテク前産業通商資源部第1次官を招へいする。

31日、財界によれば、朴前次官はSKチャイナの新任社長に内定した。SKグループは米中の対立が激化し政策の不確実性が高まるなか、リスク対応のため朴社長を迎え入れたとみられる。

朴前次官は1995年に行政高等試験39回で公職に入り、産業部電力産業課長、長官秘書室長、通商政策課長、投資政策官、エネルギー産業政策官、産業政策官、通商安保政策官などを歴任した。尹錫悦（ユン・ソンニョル）政権では大統領室政策調整秘書官、産業政策秘書官として産業・通商・エネルギー政策を担当した。産業通商資源部第1次官を務めたのは2024年8月から6月までだ。

SKグループは中国で半導体を中心に事業を展開している。SKハイニックスは江蘇省無錫と遼寧省大連でそれぞれDRAMとNANDフラッシュの工場を運営している。