アウディが7月に韓国で発売した中型スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)「ザ・ニュー・アウディQ5」が消費者の注目を集めている。ザ・ニュー・アウディQ5は、アウディが内燃機関とプラグインハイブリッドモデルのために新たに開発した「PPC(Premium Platform Combustion)」プラットフォームを基盤に設計され、ボディ剛性、空間活用、走行安定性を強化した。
2.0 TDIエンジンを搭載したモデルは最高出力204馬力と最大トルク40.79kg・mの走行性能を発揮する。ガソリン2.0 TFSIエンジンを搭載したモデルはトリムにより最高出力が204馬力から272馬力まで構成される。
全モデルにアウディの四輪駆動システム「クワトロ(quattro)」と7速Sトロニック自動変速機が標準適用された。とりわけディーゼルモデルには、アウディのディーゼルラインアップで初めて高効率マイルドハイブリッドプラス(MHEV Plus)技術が適用された。
最大18kW(キロワット)の出力を補助するMHEV Plusシステムは、エンジン介入なしで滑らかで静かな走行を可能にし、ディーゼル特有の振動を最小化して静粛で快適な乗り心地を提供する。
デザインも一段と力強く洗練された印象を生かした。ザ・ニュー・アウディQ5は新しい2Dアウディロゴとともに進化した照明デザインを採用し、強い存在感を示す。LEDヘッドライトと後方ダイナミックターンシグナルを備えたLEDテールライトが標準搭載され、上位トリムにはマトリクスLEDヘッドライトとデジタルOLEDテールライトが適用され視認性を高めた。
室内は11.9インチのバーチャルコックピットプラスと14.5インチのMMIタッチディスプレーなどを備えた「デジタルステージ」で構成した。Sライン以上のトリムには10.9インチの助手席ディスプレーが追加された。このほか前後方駐車支援システム、パークアシスト、アダプティブクルーズコントロール、サイドアシストなど多様な運転支援システムが適用された。
各モデルの開始価格は、「ザ・ニュー・アウディQ5 40 TDI クワトロ」が6968万ウォン、「ザ・ニュー・アウディQ5 スポーツバック 40 TDI クワトロ」は7262万ウォン、「ザ・ニュー・アウディQ5 40 TFSI クワトロ」は6673万ウォン、「ザ・ニュー・アウディQ5 45 TFSI クワトロ」は8146万ウォン、「ザ・ニュー・アウディQ5 スポーツバック 40 TFSI クワトロ」は6968万ウォン、「ザ・ニュー・アウディQ5 スポーツバック 45 TFSI クワトロ」は8440万ウォンである。