韓国自動車記者協会(KAJA)は22日、ソウルのフォーシーズンズホテルで「2025年自動車人表彰式」を開催し、ホセ・ムニョス(写真)現代自動車社長に産業部門革新賞を授与した。

ムニョス社長は今年1月、現代自動車で初の外国人代表取締役として就任し、挑戦的な経営環境を成功裏に克服し、現代自動車のグローバル販売の健闘と高収益の経営体制を強化したとの評価を受けた。

産業部門功労賞は産業通商資源部に渡った。産業通商資源部は、グローバルな通商環境の変化と関税・サプライチェーンの不確実性の中で、自動車産業が安定的な輸出環境と競争力を維持できるよう、通商および自動車産業全般を総括した点が評価された。

イ・ウンジョン(左)メルセデス・ベンツ・コリア常務、イ・ユンセ(右)レイコミュニケーション代表。/韓国自動車記者協会提供

広報部門賞はイ・ウンジョン メルセデス・ベンツ コリア常務が受賞した。イ常務は2016年からメルセデス・ベンツ コリアの広報部門を総括し、韓国市場におけるプレミアムブランドの地位を盤石にしたとの評価を受けた。

イ・ユンセ レイコミュニケーション代表も広報部門賞を受けた。ステランティスコリアのプジョーとジープの広報を代行するイ・ユンセ代表は、モビリティをはじめ、公共機関、流通・文化、ITなど多様な分野で産業への理解とメディアとの関係を最優先し、成功する広報を支援した功績が認められた。

チェ・デヨル 韓国自動車記者協会長は「2019年に制定された自動車人賞は、59のメディアに所属する200余名の記者が、今年1年自動車産業を輝かせた自動車人の功績を称え、来年も自動車産業の発展にいっそう尽力してほしいという意味を込めている」と述べ、「受賞の栄誉を手にした方々に祝福の拍手を送る」と語った。

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