HD現代の造船部門の中間持株会社であるHD韓国造船海洋は、17日から2日間、京畿道城南市のHD現代グローバルR&Dセンターで「MIT造船海洋コンソーシアム」の研究成果を発表するワークショップを開催したと18日に明らかにした。このコンソーシアムは2025年3月に米マサチューセッツ工科大学(MIT)、ギリシャ海運会社キャピタル(Capital)、米国船級協会(ABS・American Bureau of Shipping)などが技術革新とグローバルな脱炭素化を目標に発足した。

1年目の研究を発表する今回の行事では、人工知能(AI)基盤の自律運航ソリューション、サイバーセキュリティソリューション、SMR推進船の開発高度化、3Dプリンティング基盤の製造技術などが取り上げられた。

HD現代グローバルR&Dセンターで開かれた「MIT海事コンソーシアム(MIT Maritime Consortium)」ワークショップで、HD現代、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)、ギリシャ海運会社キャピタル(Capital)、米国船級協会(ABS)の関係者が記念撮影に臨んでいる。/HD現代提供

コンソーシアムは、HD現代の自律運航専門系列会社アビカスの「ハイナス・コントロール(HiNAS Control)」を搭載する船舶を選定し、燃費削減効果を検証することにした。また、サイバー脅威検知AIモデルのプロトタイプ開発を完了し、MITの「SMR推進船安全手引き(Nuclear Ship Safety Handbook)」の作成にも参加した。

また、今後3年間のコンソーシアムの技術開発ロードマップと、2030年以降の造船海洋産業における将来の中核技術について議論を進めた。

テミス・サプシスMIT海洋工学センター長は「造船海洋産業で起きている構造的変化は、いずれか一つの企業や機関が単独で解決できる問題ではない」と述べ、「工学全般をはじめ、AI技術や強化される規制を包摂する協力が必要なだけに、MITも能力を集中し、意味のある成果を生み出していく」と語った。

チャン・グァンピルHD韓国造船海洋未来技術研究院長は「AI統合自律運航ソリューションの燃費削減効果を検証できる標準を確立するなど、コンソーシアム課題の研究・開発に一層専心する」と述べた。

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