京東ナビエンがCOMMAXを328億ウォンで買収しスマートホーム統合を強化

京東ナビエンがスマートホーム専業企業のCOMMAXを買収する。

京東ナビエンはCOMMAXを買収し、室内の生活環境を統合的に制御する事業を強化すると17日に明らかにした。買収金額は約328億ウォンで、代金支払いなどの買収手続きは来年2月に完了する予定である。COMMAX買収後もCOMMAXのブランドと販売・生産体制、顧客サービスはそのまま維持する予定である。

COMMAXはウォールパッド、ドアロック、監視カメラ（CCTV）などを韓国のみならず世界約100カ国に供給してきた韓国を代表するスマートホーム企業である。昨年の売上高は1,172億ウォン、営業損失は123億ウォンを記録した。

京東ナビエンはCOMMAXの製品群を、自社の主力製品であるボイラー、温水器、除湿・換気清浄機、「ナビエンマジック」のキッチン機器などと連動させて「スマートホームシステム」を拡張し、室内の生活環境を統合制御するプラットフォームへ発展させることができると期待している。

キム・ヨンボム京東ナビエン営業マーケティング総括は「COMMAXの製品ラインアップとブランド認知度を活用し、市場シェアと影響力を早期に拡大する計画だ」と述べ、「各製品間の連携を通じてシナジーを最大化できるよう、研究開発と生産能力を拡充していく」と語った。