サムスン重工業は多様な小型原子炉(SMR・Small Modular Reactor)の搭載が可能な「浮体式海上原子力発電プラットフォーム」(FSMR・Floating SMR)を開発したと15日に明らかにした。サムスン重工業は米国船級協会(ABS・American Bureau of Shipping)から「SMART 100」2基を搭載した「FSMR」の概念設計認証(AIP)を取得した。「SMART 100」は韓国原子力研究院(KAERI)が開発した一体型SMRである。

アン・ヨンギュ・サムスン重工業技術開発本部長、パトリック・ライアンABS最高技術責任者、チョ・ジニョンKAERI先進原子炉研究所長が概念設計認証の式典で記念撮影に臨む。/サムスン重工業提供

今回の認証でサムスン重工業はSMRと浮体の統合、原子力発電設備の総合設計、多重防壁原子炉格納容器の開発を担当し、KAERIは陸上用SMR「SMART 100」を海上用へ転換する課題を遂行した。

サムスン重工業は、多様な種類のSMRを搭載できる汎用的な浮体式原子力設備モデルであるFSMRが商用化に有利だとみている。原子炉と発電設備を機能別に分離してグループ化し、配置する「区画設計」を適用したことが特徴である。SMRが配置された区画のみ設計を変更する形で多様な種類のSMRを適用したFSMRの開発が可能である。

サムスン重工業が開発した浮体式海上原子力発電プラットフォームFSMR(Floating SMR)。/サムスン重工業提供

アン・ヨンギュサムスン重工業技術開発本部長は「今回の認証は海上原子力発電市場開拓に向けた重要な道標だ」とし、「サムスン重工業が誇るフローティング技術で安全かつ経済的な海上原子力発電技術を確保していく」と述べた。

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