韓国水力原子力がEDU IIとAPR1000設計協議を実施

韓国水力原子力は1日から原発発注主体であるEDU II（Elektrarna Dukovany II）代表団を対象に実施した技術交流の日程を成功裏に終えたと11日に明らかにした。

EDU II代表団は1〜2日に新規原発の設計を担う韓国電力技術の本社を訪問し、原発設計全般に関する踏み込んだ議論を行い、プロジェクト関連の設計成果物を直接確認した。双方は主要な技術仕様を検討し、今後の設計方針を協議することで、実質的な事業履行の基盤を一段と強化した。

3日から11日までは韓国水力原子力の放射線保健院で実施された事業親熟化の特化教育課程に参加した。教育はチェコに供給されるAPR1000原発の設計・購入・供給全般への深い理解のために用意された。韓国水力原子力や協力会社の専門家が講師として参加し、原発設計手順、主要技術仕様、調達手続き、品質保証体制などに関する実務中心の知識を体系的に伝えた。

韓国水力原子力の関係者は「チェコ発注者代表団の今回の訪問が相互の信頼をさらに強固にし、技術協力を拡大できる意味ある時間になった」と述べ、「今後もプロジェクトの日程が滞りなく進むよう、必要な技術交流と支援に最善を尽くす」と語った。