アシアナ航空は所属する「スターアライアンス」が「2025ワールドトラベルアワード」で「世界最高の航空アライアンス」に6年連続で選定されたと9日に明らかにした。
今年で32回目を迎えるワールドトラベルアワードは、世界の旅行・観光・ホテル・航空業界を網羅する権威ある授賞式であり、各部門の受賞者は世界各地の旅行業界の専門家と一般消費者(旅行客)を対象とした投票を総合して選定される。
アシアナ航空は今回の受賞について、予約段階から空港、乗り継ぎ、マイレージ、メンバーシップに至るまで顧客の旅程全般に継続して取り組んできた点が高く評価された結果だと説明した。
スターアライアンスの加盟社はアシアナ航空のほか、エーゲ航空、エア・カナダ、エア・チャイナ、エア・インディア、エア・ニュージーランド、ANA、オーストリア航空、アビアンカ、ブリュッセル航空、コパ航空、クロアチア航空、エジプト航空、エチオピア航空、エバー航空、LOTポーランド航空、ルフトハンザ、深圳航空、シンガポール航空、南アフリカ航空、スイス インターナショナル エアラインズ、TAPポルトガル航空、ターキッシュエアラインズ、タイ国際航空、ユナイテッド航空などである。
グレアム・E・クック(Graham E. Cooke)ワールドトラベルアワード創設者は「途切れなく、世界水準の旅行体験を提供するためのスターアライアンスの卓越した献身を示す結果だ」と述べ、「スターアライアンスのチームの専門性と努力が航空業界の新たな基準を提示している」と語った。
1997年に設立されたスターアライアンスは、毎日190カ国1150空港に1万8000便以上を運航しており、正会員社に加え、コネクティングパートナーのジュニャオ航空でも接続便を提供している。
テオ・パナジオトゥリアス(Theo Panagiotoulias)スターアライアンス最高経営責任者は「旅行客と業界関係者の信頼を基盤に、あらためて世界最高の航空アライアンスに選定され大変光栄に思う」と述べた。
一方、スターアライアンスの加盟社も今年、「ワールドベストアジア路線航空会社」と「ワールドベスト欧州路線航空会社」など4部門で受賞した。