ハンファが米子会社に1100億ウォン出資し持分再編へ

ハンファがハンファソリューションの経営効率化を支援するため、一部米国法人に対する有償増資に1100億ウォン規模で参加すると2日に公表した。

同日、金融監督院の電子公示システムによると、ハンファは28日に米国で工作機械を販売するハンファマシナリーに7530万ドル（約1106億ウォン）を出資した。この出資金は、ハンファグループの米国持株会社であるハンファホールディングスUSAの持分43.66%を保有するハンファインターナショナルの持分を買い入れるために使用される予定である。

先立ってハンファソリューションは24日に取締役会を開き、ハンファインターナショナル株式3550株をハンファマシナリーに売却することを議決したと明らかにした。海外法人の構造を改編し、経営を効率化するためである。ハンファソリューション関係者は「ハンファソリューションと事業の関連性が低い海外子会社の持分を整理し、投資効率性を高めるための選択だ」と説明した。

ハンファインターナショナルはハンファソリューションの海外子会社で、賃貸と貿易、機械などの事業を営む企業である。この企業の持分を買い入れるハンファマシナリーは、北米市場で工作機械関連の投資や販売を行う会社である。ハンファマシナリーの持分100%を保有するハンファは、米国および海外事業の拡大に向けて海外法人の持分構造を再編している。ハンファ関係者は「ハンファの事業再編の一環だ」と述べた。

ただし「マスガ（MASGA・米国造船業を再び偉大に）」プロジェクトを契機に進んでいるハンファグループの米国投資会社ハンファフューチャープルーフの事業拡大とは別個だと、ハンファ側は説明した。