クムホタイヤ7-9月営業利益22.6%減米関税と工場火災影響

クムホタイヤの2025年7-9月期の営業利益が1年前の同期間に比べて23%近く減少した。米国の関税と5月のクァンジュ工場火災などの影響とみられる。

4日、クムホタイヤは2025年7-9月期の営業利益が1402億ウォンで、前年同期比22.6%減少したと明らかにした。これに伴う2025年1〜9月の累計営業利益は4302億ウォンで、1年前の同期間より1.6%減った。7-9月期の売上高は1兆1137億ウォンで、同じく前年同期比0.1%減少した。これを反映した1〜9月の累計売上高は3兆5412億ウォンである.

クムホタイヤは「5月のクァンジュ工場火災で売上高と営業利益が減少したが、米国発の関税賦課および自動車市場の低迷など不確実性と変動性が高まった時点で、比較的に業績は善戦した」と評価した。

7-9月期の売上高を地域別に見ると、韓国市場の売上高は1868億ウォンで9%減少した。一方、北米市場の売上高は4098億ウォンで12.4%増加した。クムホタイヤは「大径インチ中心の新製品投入および地域別の戦略車種の供給拡大のおかげだ」と説明した。このほか欧州市場の売上高（2842億ウォン）は1.2%増加し、中国市場の売上高（789億ウォン）は15.3%減少した。

クムホタイヤは「昨年、創業以来最大の売上高と営業利益を更新し、財務構造を安定化させ経営体質の改善に努めている」とし「外形的な成果にとどまらず、プレミアム製品の供給、グローバル流通の拡大、ブランド認知度の強化などを通じてグローバル・プレミアムブランドへ飛躍する計画だ」と述べた。