LG化学は中国最大の総合エネルギー・化学企業であるシノペックと、ナトリウムイオン電池(SIB)の中核素材開発に向けた共同開発協約を締結したと4日に明らかにした。

両社はナトリウムイオン電池の中核素材である正極材と負極材などを共同開発し、安定的なサプライチェーンの構築と原価競争力の確保を図る計画だ。

シン・ハクチョル(左から3番目)LG化学副会長とフー・チジュン(左から2番目)シノペック会長がナトリウムイオン電池用素材の共同開発協約を締結後、記念撮影に臨んでいる/LG化学提供

具体的には中国などグローバルなエネルギー貯蔵装置(ESS)および普及型電気自動車(EV)市場をターゲットにナトリウムイオン電池の事業モデルを多角化し、今後は環境配慮型エネルギーおよび高付加価値素材分野へ協力範囲を拡大する予定である。

ナトリウムイオン電池はリチウムイオン電池より資源アクセス性に優れ、価格競争力が高く、安全性と充電速度も高いため次世代電池技術として注目されている。中国は2030年までに世界のナトリウムイオン電池製造量の90%以上を占めると見込まれる主要な生産拠点である。

シン・ハクチョルLG化学副会長は「シノペックと協力して次世代電池素材を適時に開発し、持続的に顧客の将来戦略に合致する事業ポートフォリオを強化していく」と述べた。

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