KOSPIが14日午前の取引序盤に3%超下落し、6700台まで押し下げられた。サウジアラビアの中枢である東西パイプラインの稼働停止で原油供給の混乱懸念が高まるなか、米10年物国債利回りも5%に迫り、韓国の株式市場を圧迫している。
外国人と機関が同時に売りに動くなか、サムスン電子(005930)とSKハイニックス(000660)など半導体の大型株が一斉に軟調となり、指数を押し下げている.
KOSPI指数は前営業日比217.30ポイント(3.14%)安の6692.61で始まった後、3%前後の下落基調を示している。KOSDAQも前営業日比14.37ポイント(1.75%)安の806.27で始まった。
有価証券市場では取引序盤、外国人が約9000億ウォン、機関が約5000億ウォンを純売りとしている。機関のうち金融投資が約3000億ウォンを売却し、私募ファンドも約1000億ウォンを純売り中である。これに対し個人は約1兆4000億ウォンを純買いとし、外国人と機関の売り玉を受け止めている。
KOSDAQでも外国人と機関はそれぞれ140億ウォン、170億ウォンを純売りとしている。個人は330億ウォンを純買いとしている。
有価証券市場では大型半導体株の軟調が目立つ。SKハイニックスは5.19%安の171万8000ウォン、サムスン電子は3.47%安の25万500ウォンで取引されている。サムスン電機(009150)も5.43%下落しており、SKスクエア(402340)も6.43%急落している。
11日(現地時間)のニューヨーク株式市場は5営業日ぶりに反発した。ダウ工業株30種平均は前営業日比0.98%高の5万2573.29で引け、S&P500指数とナスダック指数もそれぞれ0.86%、0.96%上昇した。国際原油価格が下落し、米国の8月消費者物価指数(CPI)が市場予想に一致したことで投資心理が改善した。
とりわけ米国の8月CPIは前年同月比3.4%上昇し、市場予想に一致した。これにより直前の営業日まで市場を圧迫していた物価と原油に対する懸念が一部和らぎ、ハイテク株を中心に押し目買いが流入した。
しかし韓国の株式市場は米国株の反発に追随できていない。先週後半まで続いた国際原油価格と米国債利回りの上昇に伴うリスク回避の心理が韓国の市場に残っているうえ、外国人の売りが再び拡大する様相だ。
米10年物国債利回りは11日に4.975%まで上昇し、5%に迫った。ブレント原油は米国とイランの対立激化とホルムズ海峡を通じた原油輸送の混乱により、1バレル=100ドルを上回った。最近のフーシ派武装勢力の攻撃でサウジアラビアの中枢である東西パイプラインまで稼働を停止し、供給混乱への懸念はいっそう高まった。