KB証券が14日、アモーレパシフィック(090430)について、SAT(Social、Amazon、TikTok)中心のマーケティング強化によりグローバル成長が本格化すると展望した。あわせて投資意見は「買い(BUY)」、目標株価は19万ウォンを維持した。
ソン・ミニョンKB証券研究員は11日、アモーレパシフィックが開催したインベスターデーの所感を通じて「ダーマコスメティック、ヘアなど成長性の高い製品群で製品競争力を土台に中長期の成長ドライバーを確保している」とし、「ソーシャルメディアとアマゾン、TikTokを中心にマーケティングを強化しながらグローバル事業を本格的に拡大する段階だ」と評価した。続けて「今年3四半期から来年3四半期まで本格的な成果が表れるだろう」と展望した.
アモーレパシフィックの中長期の成長ドライバーとしてはダーマコスメティックとヘアケア事業が挙げられる。ダーマコスメティックはエストラと一理潤、ヘアケアはミジャンセンとラボHを中心に海外市場攻略を拡大する計画だ。会社は2030年までに両事業でそれぞれ売上1兆ウォンを達成する目標を示した。
ダーマコスメティックは敏感性・トラブル肌を狙うだけに、製品の安全性と有効性を立証する過程が重要である。ヘアケアも人種によって異なる毛髪と頭皮特性に対応できる原料と技術力が求められる。
ソン研究員は「アモーレパシフィックが長年の研究開発を通じて蓄積した製品検証データと原料、特許などが海外市場で競争力として作用するだろう」とみた。
グローバルマーケティング手法の変化も主要な成長要因に挙げられた。アモーレパシフィックは既存のオフライン流通業者であるセフォラ(Sephora)を中心に進めてきたマーケティング投資を、アマゾンとTikTokなどオンラインチャネルへ拡大する計画だ。消費者が実際に製品を発見し購買するプロセスに合わせてマーケティング費用を集中する戦略である。
ソン研究員は「BY27(2027年)ビジネス戦略の核心はソーシャルメディアとアマゾン、TikTokを活用したマーケティング投資強化だ」とし、「マルチブランドを基盤とするマーケティング戦略転換により、グローバル成長が2027年から本格化する」と分析した
アモーレパシフィックは2027年、売上4兆9000億ウォン、営業利益率11〜12%を目標に示した。とりわけ米国売上は20%、欧州・中東・アフリカ(EMEA)は30%、日本は30%成長させる計画だ。
KB証券はアモーレパシフィックの今年の連結基準売上高を4兆7000億ウォンと予想した。前年より11.4%増の水準である。営業利益は47.7%増の4959億ウォン、営業利益率は10.5%と見込んだ。地域別では米州が30.8%、EMEAが30.9%成長すると予想した。