韓国株式市場のボックス圏相場が長引くなか、行き場を失った資金が「パーキング型」ETF(上場投資信託)に流入している。直近1週間で「TIGERマネーマーケットアクティブ」「RISEマネーマーケットアクティブ」など代表的なパーキング型ETF5本にだけ1兆5000億ウォン近いまとまった資金が入った。
13日コスコムETFチェックなどによると、直近1週間で資金流入上位5本のパーキング型ETFに合計1兆4899億ウォンが純流入した。パーキング型ETFは現金を短期金融商品に預け入れて利息を得る商品で、投資先を決められない資金を置いておく窓口とされる。
商品別ではTIGERマネーマーケットアクティブが5523億ウォンで流入規模1位となった。同商品の別ブランドであるRISEマネーマーケットアクティブには2番目に多い3633億ウォンが流入した。これに続きKODEX CD金利アクティブ(合成)に3125億ウォンが入った。
サムスン電子・SKハイニックスなど半導体株が反騰した後、安全資産に乗り換えようとする需要が生じているとの分析である。加えて足元で市場金利が上昇し、パーキング型商品の魅力が際立った側面も資金移動を促したとみられる。
米国の主要株価指数に連動するETFにも資金が流入した。TIGER米国S&P500(1803億ウォン)、KODEX S&P500(1179億ウォン)、TIGER米国ナスダック100(1095億ウォン)など3本に合計4077億ウォンが入った。KODEX 200については個人投資家が2367億ウォン分を純売り越した。
一方で100兆ウォンを下回っていた株式市場の待機資金は2日で10兆ウォン超増加した。韓国金融投資協会によると、10日基準の投資者預託金は107兆6572億ウォンで、2日間で10兆670億ウォン増えた。