11日、KOSPI指数が3%超下落して始まり、6800台まで押し下げられた。地政学的リスクの深刻化で国際原油価格と米国債利回りが同時に上昇し、前日のニューヨーク株式市場が下落した余波が韓国株式市場の投資心理の弱含みに波及したとみられる。
午前9時2分時点のKOSPI指数は前営業日比222.59ポイント(3.16%)安の6811.33で取引されている。指数は前日比231.42ポイント(3.29%)下落の6802.50で寄り付いた後、下げ基調を続けている。
有価証券市場で寄り付き直後、外国人と機関はそれぞれ約2000億ウォン、約4000億ウォンを売り越し、指数を圧迫している。一方、個人のみが6000億ウォン超を買い越して需給を受け止めているが、外国人と機関の同時売りには力不足の様相だ。
前日のニューヨーク株式市場の主要3指数は4営業日連続で下落して引けた。10日(現地時間)ニューヨーク証券取引所でダウ工業株30種平均は前日比316.56ポイント(0.60%)安の5万2064.10で取引を終えた。
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数は44.66ポイント(0.58%)下落の7591.70、ハイテク株中心のナスダック総合指数は171.62ポイント(0.65%)安の2万6081.72で終了した。
米国とイランの地政学的緊張が長期化するとの懸念のなか、ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)価格が1バレル=100ドルを突破し、インフレ圧力を刺激した。
米30年物国債利回りが5.360%まで急騰し、2004年以降22年ぶりの高水準を記録するなど、市場全体に高金利の長期化懸念が再び広がった。
前日のニューヨーク株が一斉安となると、韓国の半導体大手も下落基調だ。 サムスン電子(005930)は前営業日比3.90%安の25万8500ウォンで取引中で、SKハイニックス(000660)も4.16%安の177万6000ウォンで取引され、寄り付き直後に下げ幅を広げている。
LGエナジーソリューション(-2.19%)、現代自動車(-2.70%)、サムスンバイオロジクス(-1.48%)、サムスン生命(-2.10%)など有価証券市場の時価総額上位銘柄の大半が軟調だ。
KOSDAQ指数も急落を免れていない。KOSDAQは前日比20.01ポイント(2.39%)安の816.91で寄り付いた後、寄り付き直後の弱含みを続けている。
KOSDAQ市場でも外国人と機関がそれぞれ140億ウォン、110億ウォンを売り越し、個人のみが約280億ウォンを買い越している。
時価総額上位のAlteogen(196170)(-2.71%)、EcoPro(-3.57%)、EcoPro BM(-4.13%)などの二次電池とバイオ株に加え、Jusung Engineering(036930)(-3.62%)、WONIK IPS(-4.84%)、EOテクニクス(-3.19%)、LEENO Industrial(-3.90%)など半導体装置・部品株も下落基調だ。