ハンファ資産運用は「PLUSグローバルHBM半導体」上場投資信託(ETF)が、グローバルなメモリー半導体市場の強含みを追い風に、上場後950%を超える収益率を上げたと11日に明らかにした。
ハンファ資産運用によれば、当該商品は今月8日基準で直近1カ月間に11.67%の収益率を上げた。中長期の収益率も急伸基調を示した。年初来の成績が140.30%に達し、直近1年の収益率は388.07%を記録した。上場以降の累積収益率は950.35%に上る。6カ月収益率も70.33%と集計され、海外株式型ETF全体で6カ月、1年、年初来、2年、3年の累積成績部門でいずれも1位を占めた。
ハンファ資産運用は、グローバルなメモリー産業を主導する代表企業を適切に配分したポートフォリオ構成が良好な成果につながったと評価した。特定国家はもちろん単一銘柄に集中するリスクを抑えつつ、世界のメモリー市況全般の恩恵を享受できるようにしたという説明である。
国内企業であるサムスン電子(005930)とSKハイニックス(000660)を通じてHBMとDRAMの製造競争力を確保し、米国のマイクロンとサンディスクを組み入れてHBM・DRAMとNANDフラッシュ、データ記憶装置分野の成長性まで取り込んだ。既存の国内半導体ETFが素材・部品・装置やサムスン電子・SKハイニックスに偏り、米国の半導体ETFがエヌビディア・ブロードコムなどAI演算半導体に傾斜していた死角を補完したと述べた。
特にAIサーバー向け需要の拡大で期待を集めるマイクロンと、HBM・高付加価値DRAM中心のサムスン電子・SKハイニックス、NANDフラッシュとデータ記憶装置をカバーするサンディスクが相乗効果を生んでいると評価した。生成AIとクラウド産業の急成長で大容量データの高速処理と安定的な保存能力が同時に重要となった市場環境に最適化した設計だとした。
ハンファ資産運用は、メモリーとストレージへの投資需要の増加に歩調を合わせてラインアップを多様化した。8月にはSKハイニックスとサンディスクなどメモリー事業者に集中投資しつつ、債券を組み合わせて安定性を高めた「PLUS SKハイニックスサンディスク50債券混合」ETFを披露した。
クム・ジョンソプ・ハンファ資産運用ETF事業本部長は「8月にSKハイニックスと米国サンディスクを同時に組み入れたPLUS SKハイニックスサンディスク50債券混合ETFを発売した」と述べ、「メモリー半導体ピュア企業に集中投資しつつ債券を混合し、株式型商品よりボラティリティを抑えたい投資家に推奨する」と語った。