10日、KOSPI指数が一進一退を続けている。中東地域の情勢不安が続きリスク資産への選好は低下したが、グローバルなメモリー供給不足は持続しており、投資家が様子見姿勢を見せているとみられる。

KOSPI指数は12.79ポイント(0.18%)安の7038.85で取引を開始した。寄り付き直後に指数は反発を試みたものの再び下落に転じた。ただし下げ幅は大きくなく、午前9時20分時点で7000台を防衛している。

10日午前、ソウル市中区のハナ銀行ディーリングルームの電光掲示板にKOSPI指数など市況が表示されている。/News1

有価証券市場で外国人と機関がそろって純売りとなっている。売り規模は大きくないが、電機電子など時価総額の大きい業種を中心に売りが出ている。ただし年金基金と個人は買い優勢だ。

前夜の米国株式市場はそろって下落した。米財務省が国債金利上昇に対応して実施した長期国債バイバック(再買入)の規模が市場期待を下回るなか、中東地域での紛争が続き国際原油価格が急騰した影響だ。

米財務省は10日、最大60億ドル規模で長期国債をバイバックすると発表した。これは市場の専門家が予想した80億〜100億ドルの規模より小さい。このため米国債金利はむしろ上昇した。

リスク資産への投資心理は萎縮していたが、メモリー半導体の供給不足への懸念から米国に上場するSKハイニックスの株価は大幅に上昇した。マイクロンも3%近く上昇し、半導体株の強含みが続いた。

国内株式市場でサムスン電子は下落しているが SKハイニックス(000660) とSKスクエアは小幅高となっている.

KOSDAQ指数は下げ幅が比較的大きい。5.31ポイント(0.64%)安の825.06で始まったが、寄り付き直後に1.5%超下げて810台に落ち込む場面もあった。バイオと二次電池の業種はいずれも軟調だ。最近急騰していた半導体の素材・部品・装置(製造装置)業種でも利益確定の売りが出ている。

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