韓国投資証券は10日、ROBOTIS(108490)について、業種内で唯一、超過需要局面に位置する企業だと評価した。投資意見は「買い(Buy)」と目標株価45万円、次善選好株の意見を維持した。ROBOTISの前日の終値は31万円である。

29日午後、ソウル江西区のROBOTIS本社で開かれたAIロボットM.AXアライアンスカンファレンスでヒューマノイドロボットのデモが行われている。/News1

韓国投資証券は、ROBOTISのオープンソース人工知能(AI)プラットフォームであるHugging Face向け中長期アクチュエーター売上高が780億ウォンに達すると見通した。Hugging Faceのロボティクス子会社は先月、二足歩行ロボット「マイクロダック」を発売した経緯がある。

チェ・ゴン韓国投資証券研究員は「ROBOTISは小型ロボット『マイクロダック』販売好調の直接的な受益企業だ」とし、「マイクロダックはROBOTISのアクチュエーター『ダイナミクセルXL330』を1台当たり15個搭載している」と説明した。

現在のマイクロダック先行受注量は1万5000台で、当該数量ベースのROBOTISの売上は約45億ウォンと推定された。マイクロダックの販売目標数量を5万台と仮定する場合、150億ウォン台の売上が見込まれた。

チェ研究員は「Hugging Faceのロボット生産が2027年以降本格化し、ROBOTISのHugging Face向けアクチュエーター供給数量は漸増する」とし、「中長期的にマイクロダックとデスクトップロボット『リッチミニ』向けに390万台の供給を見込み、これに伴うHugging Face向け売上高は約780億ウォンと推定する」と述べた。

特にROBOTISはHugging Face以外にも中国のヒューマノイド企業、北米顧客社などからアクチュエーター供給と増設要請が継続している状況だ。

韓国投資証券は、現在ROBOTISのアクチュエーター受注残は約50万台以上であり、マゴク本社の生産施設もフルキャパで稼働中だと説明した。

チェ研究員は「今年1四半期のアクチュエーター販売量は約22万台で、今年通期で販売される数量と類似しており、2四半期の受注量が急増していてROBOTISアクチュエーターに対する超過需要局面が長期化している」としつつ、「マゴク本社の生産キャパが年30万台であることを勘案すれば、国内外での追加的な生産施設確保が不可欠であり、2四半期の生産施設確保とともに今年は約52万台の販売量を記録すると予想する」と述べた。

需要環境は極めて肯定的だと評価した。ただし供給にボトルネックが生じ得るとみた。ウズベキスタンの新工場は今年4四半期〜来年1四半期に稼働予定で、2027年の想定キャパ(生産量)は約150万台へ増加する見通しだが、グローバル顧客社向けの受注も急増しており、来年も超過需要局面が持続するとの分析だ。

チェ研究員は「安定的な量産歩留まりの確保とそれに伴う稼働率上昇の可否が高い売上成長率を維持できる核心ドライバーになる」と説明した。

また、今後キャパが拡張される際には製品ポートフォリオの変化にも注目すべきだとした。ROBOTISのアクチュエーターシリーズにはダイナミクセルX、Q、Y、Pなどがあり、平均販売単価(ASP)はXが40万円、Qが60万円、Yが240万円、Pが250万円と把握される。

チェ研究員は「今後のキャパ拡張時に、ダイナミクセルQ、Yシリーズなどの販売比重拡大に伴う全社ASP上昇の有無を確認すべきだ」と説明した.

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