中東の不安に伴うマクロ(巨視的経済)悪化にもかかわらず、人工知能(AI)への期待感から9日、KOSPI指数が小高く始まった。
KOSPI指数はこの日午前9時3分基準で前営業日比37.73(0.54%)高の6992.25で取引されている。
個人が759億ウォンを純買いし、指数を押し上げている。外国人と機関はそれぞれ510億ウォン、387億ウォンの売り越しだ。サムスン電子とSKハイニックスの自社株買い数量が集計されるその他法人は138億ウォンの買い越しだ。
SKハイニックス(000660)が0.67%上昇、サムスン電子は0.09%上がっている。時価総額上位銘柄の大半が小高い圏で取引されている。
前夜のニューヨーク市場は軒並み下落して引けた。ダウ工業株30種平均は1.18%、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数は0.58%、ナスダック総合指数は0.32%下落した。
中東地域の緊張が再高進した影響だ。イラン寄りのイエメン・フーシ派はこの日、サウジアラビアの国営石油会社アラムコの施設や空軍基地などを標的に大規模な報復攻撃を実行したと主張した。
供給不安で国際原油価格と国債利回りが急騰した。11月渡しブレント先物は1バレル=97.92ドルと、100ドルに接近して引けた。米10年債利回りも4.8%を上回って終えた。
ただしAI企業は概ね高く引けた。インテル(9.05%)、AMD(5.9%)、SKハイニックス米国預託証券(ADR)(4.83%)は上昇した。エヌビディア(-2.01%)とマイクロン(-1.61%)は下落した。
ハン・ジヨン・キウム証券研究員は「GPT-6の発売以降、半導体、AIナラティブが回復しており、KOSPIの利益見通しも毀損されていないなど、ファンダメンタル面の上振れ材料は有効だ」と明らかにした。
KOSDAQ指数は9.69(1.19%)高の821.57で取引されている。個人と外国人がそれぞれ74億ウォン、10億ウォンを純買い中だ。機関は83億ウォンの売り越しだ。
ノバルティスが確保した新薬候補の一つが第3相臨床で失敗したとのニュースで、Alteogen(196170)のみ2%下落中だ。EcoPro、Jusung Engineering、WONIK IPS、シムテック、HPSPなど時価総額上位銘柄は大半が2%以上上昇中だ。