中東発の緊張が高まり原油価格が心理的な抵抗線である1バレル=100ドルを突破すると、ニューヨーク株式市場の主要3指数が一斉に下落して始まった。

2026年9月2日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)で午前の取引が進む中、トレーダーが業務にあたっている。/AFP・聯合ニュース提供

9日(現地時間)午前10時1分現在、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ工業株30種平均は前日比356.58ポイント(0.68%)安の5万2429.49を付けた。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500種指数は前日比21.79ポイント(0.28%)安の7651.73、ナスダック総合指数は前日比85.51ポイント(0.32%)安の2万6335.91となっている。

米国とイランの対立が激化し国際原油価格が急騰したことで、投資心理が萎縮したとみられる。11月渡しのブレント原油先物は7月以来初めて100ドルを上回った。

米中央軍(CENTCOM)は前日、イラン革命防衛隊(IRGC)による米軍艦艇攻撃への対抗措置として、イランの油槽船5隻を破壊したと明らかにした。IRGCはホルムズ海峡の海上統制区域を拡大するとの警告も出した。

スパルタン・キャピタル証券のピーター・カルディロ主任マーケットエコノミストは「きょう最大のテーマは原油であり、原油が株式市場の上昇モメンタムを削いでいる」と評価した。

業種別ではエネルギー、テクノロジー株が堅調で、消費財、金融は軟調だ。Meta(メタ)は人工知能(AI)エージェント「ミューズ」を発売したとの報で4.25%上昇している。宝飾小売りのシグネット・ジュエラーズは第2四半期決算が市場予想を上回り18.73%急騰した。

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