8日、KOSPI指数が取引終盤に中東発の地政学的悪材料を直撃で受け、下落して引けた。上昇して始まり、取引中は上げ基調を示していたKOSPI指数は、引けを前に中東地域の不安が高まったとの報に接し、ボラティリティが急速に拡大した。
KOSPI指数は前営業日比40.87ポイント(0.58%)安の6954.52で取引を終えた。指数は前日より50.40ポイント(0.72%)高い7045.79で出発し、15営業日ぶりに7000台を上回った。取引中に上昇幅が拡大し、指数は7100台を上回る場面もあった。
しかし取引終盤の午後3時を過ぎて雰囲気が反転した。
サウジアラビアが親イランのイエメン反政府武装勢力(フーシ)のミサイル・ドローン攻撃を受け、民間人73人が負傷したとの海外速報が伝わり、投資心理が一気に萎縮したとみられる。地政学的不安が再び高まると、原油高とインフレ懸念に伴う売りが噴出し、指数は下落に転じた。
有価証券市場で外国人と機関がそれぞれ3828億ウォン、8967億ウォンを純買いし、指数の防衛に動いた。これに対し個人は単独で3兆2179億ウォン分を純売りし、利益確定に集中した。
時価総額上位銘柄はまちまちの動きとなった。大黒柱のサムスン電子(005930)は前日比500ウォン(0.19%)安の26万9500ウォンで引け、サムスンバイオロジクス(-1.77%)、現代自動車(-2.04%)、LGエナジーソリューション(-3.86%)、サムスン電機(-5.78%)などが下落した。これに対し、SKハイニックス(000660)は1万ウォン(0.56%)高の179万3000ウォンで取引を終え、SKスクエア(0.53%)、斗山エナビリティ(1.82%)などは上昇した。
KOSDAQ指数も軟調となった。前場比10.31ポイント(1.25%)安の811.88で大引けとなった。指数は前日より2.84ポイント(0.35%)高い825.03で出発した後、中東発の悪材料で3時ごろに下落へ転じて軟調が続き、取引を終えた。
KOSDAQ市場では個人が2068億ウォンを純買いする一方、外国人と機関はそれぞれ87億ウォン、2092億ウォンを純売りした。KOSDAQの時価総額上位ではAlteogen(196170)(-3.15%)、EcoPro(-1.70%)、EcoPro BM(-1.78%)、Rainbow Robotics(-3.35%)など大半が下落した。Jusung Engineering(036930)(3.95%)、シムテック(1.67%)など一部の半導体装置・部品株のみが堅調だった。