韓国のプライベートエクイティファンド(PEF)運用会社のVIGパートナーズが人員補強と投資組織の強化に乗り出した。
4日VIGパートナーズは、ボストンコンサルティンググループ(BCG)出身のユ・シンヒョク副代表と、GEヘルスケア アジア太平洋地域 総括社長を務めたカン・ソンウク総括をそれぞれ新規に迎え入れたと明らかにした。
ユ副代表はドイツ銀行、Baltic、ローランド・ベルガー、BCGを経たM&Aのアドバイザリー・執行の専門家として知られる。特にBCGでは国内外の主要M&A取引に参画し、産業分析や企業価値向上などを手がけた。
ユ副代表はVIGパートナーズの投資チームに合流する見通しだ。今後は新規投資先の発掘・投資審査とポートフォリオ管理の分野で中核的な役割を担うとみられる。
カン総括はGEヘルスケア アジア太平洋地域 総括社長を務めたプロ経営者として数えられる。GEコリア総括社長、シスコシステムズ(Cisco Systems)アジア太平洋地域 社長も歴任した。
カン総括はVIGの海外投資機会の発掘と審査能力を強化し、ポートフォリオ企業の海外市場進出およびクロスボーダーM&Aなど海外拡張を支援する役割を担う。
既存の内部人員の役割も拡大する。VIGパートナーズで10年以上勤務したカン・ギジョン、キム・ギュミョン、ペ・ジョンヒョン常務は、シン・チャンフン代表、ユ副代表とともに投資チームを率い、新規投資の発掘を主導する。
VIGパートナーズはあわせて、マッキンゼーのコンサルタント出身であるソン・ドクス部長などミドル層・ジュニア人材も追加で補強し、産業分析の力量と被投資先の企業価値向上の能力を強化した。
シン・チャンフンVIGパートナーズ代表は「ユ・シンヒョク副代表とカン・ソンウク総括の合流で投資と運営の両面でリーダーシップが一段と厚くなった」と述べ、「成果を生み出す運用体制を盤石にする」と語った。