3日に上昇して始まったKOSPIは、取引時間中に大きく乱高下した末に小幅高で引けた。国内外のマクロ経済環境が不安定な中でリスク資産への選好が大きく後退した様相だ。とりわけこの日、イランがクウェートにある米軍基地を攻撃したとの報が伝わり、パニック売りも出た。

KOSPIは前営業日比16.76ポイント(0.26%)高の6579.48で取引を終えた。指数は1%超高い6650ポイントで取引を始めたが、すぐに上昇幅を縮小した。サムスン電子とSKハイニックスがこの日も自社株買いを継続したものの、外国人と機関が同時に売り越した影響だ。

とりわけ午後2時20分ごろに指数が急落し、6440ポイントまで押し込まれた。ホルムズ海峡の通航をめぐり米国とイランが軍事的な衝突を続ける中、イランがクウェートの米軍基地を攻撃に乗り出したとの報が伝わった余波である。ただし指数はすぐに下げ幅を縮小し、再び上昇基調に転じた。

3日、ソウル中区のハナ銀行本店にあるディーリングルームの様子。/聯合ニュース

有価証券市場で外国人と機関、個人がいずれも売り越した。その他法人のみ1兆6000億ウォン規模で買い越した。

上昇して始まったKOSDAQは下落して引けた。KOSDAQは13.77ポイント(1.71%)安の790.21で取引を終えた。1カ月ぶりの安値だ。イランが米軍基地を攻撃した直後にKOSDAQは780台まで押し込まれたが、その後は下げ幅をやや縮めるにとどまった。

最近急伸していた米国債利回りがやや低下したが、投資心理は大きく回復していない。高金利が長期化するとの懸念が広がる中で株式市場への資金流入も大きく鈍化しているためだ。米国とイランの対立が続き、国際原油価格が急騰するなど地政学的リスクに伴う不安も続いている。

サムスン電子とSKハイニックスを含む電気電子セクターが軟調だった一方、金利上昇で恩恵が見込まれる銀行、保険などの金融セクターは上昇した。ドナルド・トランプ米大統領がアラスカLNGプロジェクトに関連して韓国に言及し、造船、鉄鋼セクターも堅調だった。

KB証券が5%以上上昇し、HD現代重工業とPOSCO Holdingsも3%以上上げた。KOSDAQ市場では、Alteogen(196170)をはじめとするバイオセクターと電気電子セクターが総じて下落した。

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