本記事は 2026年9月1日 10時26分に ChosunBiz MoneyMove(MM) サイトに掲出された。
チョン・モンウォンHLグループ会長の2人の娘が所有するプライベートエクイティ(PEF)運用会社ロ터スプライベートエクイティ(ロ터スPE)が、新技術事業金融会社であるハナS&Bインベストメントなどと組み、KOLONグループの人工芝・カーマット事業部門を買収する。
1日、投資銀行(IB)業界によると、ロ터スPEはハナS&Bインベストメント、インジェニウムエクイティパートナーズとともに、KOLONグループの人工芝・カーマット事業の新設法人であるエイペックスKOLONの経営権持分100%を買収することにした。
KOLONグループの原反加工専門系列会社KOLONグロテックが営んできた人工芝・カーマット事業部門を切り出して買収するカーブアウト(Carve-out)取引で、ロ터スPEは今年上半期に買い手として名乗りを上げ、交渉を続けてきたと把握されている。
KOLONグロテックは先月28日、人工芝・カーマット製造部門を物的分割して新設法人エイペックスKOLONを設立する取締役会決議を終えた状態で、今月、株主総会と債権者異議申述期間を経て、10月に分割登記を予定した。
ロ터スPEはその後、ハナS&Bインベストメントなどと新技術事業投資組合を造成し、KOLONグロテックが保有するエイペックスKOLON株式200万株の全量を買収する方針だ。買収額は約400億ウォン、取引終結日は来月中旬に予定された。
ロ터スPEはHLグループ関係会社と見なされる。チョン・モンウォンHLグループ会長の2人の娘(チョン・ジヨンHL Holdings常務、チョン・ジスHL Mando常務)が持分100%を所有した。2020年11月の設立後、HL Holdingsなどグループ系列会社の資金を受けて運用された。
ロ터スPEはエイペックスKOLON買収で、KOLONグループの人工芝・カーマット製造能力を丸ごと取得できる点を高く評価したとされる。とりわけ人工芝・カーマット事業部門はKOLONグロテックの売上の80%以上を占めた。
一方、ロ터スPEがエイペックスKOLON買収に乗り出し、KOLONグループの事業構造再編にも弾みがつくことになった。KOLONグループはKOLON Industriesのスペシャルティ事業本部傘下の機能・イメージ素材事業部門の売却も推進中である。