7月に金融当局が上場廃止要件を強化した措置に続き、韓国取引所が時価総額未達基準の合理化に乗り出した。取引所は有償・無償増資の権利落ちや株式配当の配当落ちが発生する際、関連比率を考慮して時価総額未達かどうかを判断することにした。人為的な株価の錯視で上場廃止手続きに進む不当な事例を防ぐ趣旨で、実際に未達維持期間が短縮された企業も現れた。
31日、韓国取引所によると、取引所は27日に有価証券市場上場規程施行細則を改正した。改正細則の核心は、上場会社の時価総額未達かどうかを判断する基準を現実化した点である。これにより、有償・無償増資に伴う権利落ちや株式配当に伴う配当落ちが発生する場合、当該比率を考慮して時価総額未達かどうかを算定することにした。
細則改正以前は時価総額未達かどうかを上場時価総額(上場株式数基準)で判断するが、株式が発行はされたものの追加上場前であれば時価総額が過少計上されるおそれがあるためだというのが取引所側の説明である.
代表的な事例が有価証券市場上場会社のVIVIENである。VIVIENは7月15日に無償増資を決定した後、今月3日に新株を発行したが、実際の追加上場が20日に行われ、時価総額算定に空白が生じた。実際、権利落ち日だった先月31日に基準価措置が行われ、技術的に時価総額が急減した。
今回の細則改正でVIVIENの時価総額300億ウォン未達の連続日数は27日基準で従来の28日から16日に短縮された。ただし依然として時価総額が300億ウォンを下回っており、株価反騰がなければ時価総額未達による管理銘柄指定リスクは完全には解消されていない状態である。
現在、上場を維持するためには有価証券市場の上場会社は時価総額300億ウォン、KOSDAQ上場会社は200億ウォンを上回らなければならない。今年1月からの上場維持のための時価総額要件は有価証券市場上場会社が200億ウォン、KOSDAQが150億ウォンであった。
一方、今後KOSDAQ市場でもこのような細則の合理化が進む見通しである。取引所側は今回は有価証券市場の施行細則を先行して改正したと説明し、「KOSDAQ市場にも同一の合理化基準が今後改正される見込みだ」と説明した。